ここ岩手県では、2010年に一関学院が夏の岩手県大会を制していますが、
2007年から盛岡大付と花巻東が交互に甲子園の切符を手にしてきました。
今大会も、盛岡大付と花巻東、それと一関学院の三つ巴か?との前評判でした。
この記事では、盛岡大付 野球部メンバーの出身中学と注目選手をご紹介します。
盛岡大付は、昨秋の県大会を制し、秋季東北大会においてもベスト4入りしていましたが、
春は、県大会ベスト4に終わっています。
盛岡大付の最大の特徴は打力にあり、今大会でも
準決勝までの5試合で計56得点と打ち勝つ野球をしています。が
7月24日(日)に行われた岩手県大会の決勝戦は、一関学院との対戦となり
息詰まる投手戦となりました。
一関学院
000000000 0
00000001× 1
盛岡大付
決勝点は、八回1死満塁でライトフライを捕った右翼手が投げようとした際、
落球をしてしまい、その隙に三塁ランナーがホームインしました。
負けた一関学院は、昨夏も岩手県大会で決勝まで進んでいますが、
優勝したのは、花巻東でした。
2年連続で甲子園まであと一歩届きませんでした。
◇(盛岡大付)岩手県大会 決勝戦のスタメンと出身中学
1番 一塁手 石橋泰成 3年(盛岡市立大宮中/滝沢いわてリトルシニア・岩手県)
2番 二塁手 菅原優輝 3年(滝沢市立滝沢南中/滝沢いわてリトルシニア・岩手県)
3番 中堅手 植田拓 2年(貝塚市立第一中/貝塚リトルシニア・大阪府)
4番 右翼手 塩谷洋樹 3年(船橋市立葛飾中/船橋ボーイズ・千葉県)
5番 捕手 伊藤勇貴 3年(いわき市立草野中/いわきボーイズ・福島県)
6番 三塁手 小原大河 3年(北上市立南中/盛岡東リトルシニア・岩手県)
7番 左翼手 西山雄基 3年(横浜市立下瀬谷中/横浜瀬谷ボーイズ・神奈川県)
8番 遊撃手 二橋祐太 3年(大和市立光丘中/横浜瀬谷ボーイズ・神奈川県)
9番 投手 三浦瑞樹 2年(大和市立引地台中/横浜瀬谷ボーイズ・神奈川県)
投手 井上涼平 3年(横浜市立南瀬谷中/横浜瀬谷ボーイズ・神奈川県)
調べてみたところ、ベンチ入り20名のうち9名が岩手県出身で、
神奈川県出身が5名、兵庫県出身が2名、大阪府出身も2名
福島県出身が1名、千葉県出身も1名となっていました。
盛岡大付は、県外からも積極的に選手を入学させているようですね。
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◇盛岡大付の注目選手と戦力分析
68校が参加した岩手県大会。
もともと打力には定評があった盛岡大付ですが、
課題は投手力にあるとみられていました。
・予選の戦績
二回戦・盛岡農に16-1(5回コールド)
三回戦・福岡に7-0(8回コールド)
四回戦・不来方に6-0
準々決勝・高田に14-0(5回コールド)
準決勝・専大北上に13-3(8回コールド)
決勝・一関学院に1-0
盛岡大付は、予選6試合で失点は僅か4点と完璧に抑えています。
投打のバランスがとてもいいですね。
盛岡大付の注目選手は、身長187㎝と長身右腕の井上涼平投手です。
長身から130キロ中盤のストレートを投じます。
打線では、伊藤勇貴捕手に塩谷洋樹選手が軸となります。
伊藤捕手は強肩・強打でリード面にも定評があります。
また、塩谷選手は、長距離も期待できる好打者です。
いまだ甲子園で優勝のない北陸勢ですが、悲願の優勝旗を目指して頑張ってください!
甲子園での活躍を楽しみにしています♪
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