市立長崎商業の歴史は古く、夏の甲子園に初出場を果たしのが、
第11回大会(1925年)になります。
今大会は、1987年(第69回大会)以来の夏の甲子園出場となり、
まさに古豪復活といったところですね。
この記事では、市立長崎商野球部のメンバーの出身中学と注目選手をご紹介します。
長崎商は、昨年夏の長崎県大会においてベスト4入りしており、
今春の県大会においてもベスト4入りしています。
長崎県には、今春のセンバツに出場した海星や、昨年夏の代表校の創成館、
甲子園の常連校の長崎日大などの実力校が多いなか、公立校の出場は立派ですね。
7月24日(日)に行われた長崎県大会の決勝戦は、対戦校が大村工で、
春季長崎県大会を制した強力打線が売りのチームでした。
長崎商
010000000 1
000000000 0
大村工
身長162cmと決して体格には恵まれているとは言えない本田一政投手の力投により、
29年ぶりに甲子園の切符を手にしました。
◇長崎県大会 決勝戦のスタメンと出身中学(長崎商業)
1番 右翼手 沢山礼宏 2年(西海市立西彼中)
2番 三塁手 吉田敏貴 3年(西海市立大瀬戸中)
3番 二塁手 平野太陽 3年(長崎市立深堀中/長崎リトルシニア)
4番 捕手 小出凌太郎 3年(長崎市立片淵中/長崎リトルシニア)
5番 中堅手 田中虎次郎 3年(私立海星中)
6番 一塁手 池田陸生 3年(長崎市立横尾中)
7番 遊撃手 森海稀 3年(雲仙市立小浜中)
8番 投手 本田一政 3年(長崎市立戸町中)
9番 左翼手 井上弘太 3年(時津町立鳴北中/長崎北リトルシニア)
市立高校なだけに選手の出身中学は、すべて長崎県内となっているようです。
地元の子供たちが甲子園に出場するとなると、その地域の方々は嬉しいでしょうね♪
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◇長崎商業の注目選手と戦力分析
57校が参加した長崎県大会で、優勝した長崎商業は、
ノーシード校でしたので、二回戦から出場しています。
二回戦・佐世保南に6-2
三回戦・佐世保工業に4-0
準々決勝・波佐見に6-1
準決勝・清峰に3-2
決勝・大村工に1-0
今大会5試合を一人で投げぬいた本田一政投手!
130キロ台のストレートと球速はそれほど早くはないですが、
2種類のスライダーとテンポの良さが際立ちます。
制球力もよく、安定したピッチングで信頼の厚い投手です。
「小さくても投手としてやっていけるところをみせたい」と
甲子園での活躍が楽しみです。
長崎商のOBには、元プロ野球選手も多く輩出されています。
しかし、甲子園での優勝は未だなく、ここ長崎県においても夏の優勝はありません。
今年こそは、悲願の優勝旗を持って帰って欲しいと大きな期待が寄せられていることでしょう。
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