第98回全国高校野球選手権大会の出場をかけ、各都道府県で予選が始まろうとしています。
この記事では、佐賀県大会の展望をお届けします。
今春のセンバツに佐賀県からは、出場することができませでした。
その分、この夏は、大いに盛り上がるとでしょう。
ここ佐賀県では、秋・春ともに県大会で優勝した佐賀商が早くも優勝候補筆頭に挙げられています。
しかし、秋準優勝の神崎清明や春準優勝の龍谷など侮れないチームが控えています。
【佐賀県大会(予選)の日程】
・佐賀県大会日程:7月9日(土)~7月24日(日)
・組み合わせ抽選会:6月23日(木)
昨年の参加校は、41校となっています。
気になる佐賀県大会の組み合わせはこちらです♪(佐賀県高野連のホームページより)
⇒http://kouyaren-saga.jp/wp-content/uploads/2016/06/第98回選手権組合せ表.pdf
過去の戦績
2015年の秋季佐賀県大会から2016年の春季佐賀県大会までの結果を見ていきましょう。
◇2015年秋季佐賀県大会
・優勝:佐賀商
・準優勝:神崎清明
・ベスト4:鹿島実・唐津南
・ベスト8:鳥栖工・佐賀北・有田工・塩田工
◇第88回選抜高校野球大会
・出場校なし
◇2016年春季佐賀県大会
・優勝:佐賀商
・準優勝:龍谷
・ベスト4:鳥栖工・佐賀学園
・ベスト8:神崎清明・鹿島実・多久・佐賀西
秋季佐賀県大会で優勝した佐賀商と、準優勝の神崎清明は、九州大会に出場しましたが、
神崎清明は、一回戦・大島(鹿児島)に3-0で敗退、
佐賀商は、初戦(二回戦)・樟南(鹿児島)に11-8で敗退、
残念ながらセンバツには、選出されませんでした。
【夏の甲子園出場 過去10年】
過去10年間、長崎県代表として夏の甲子園に出場した高校をまとめてみました。
・2015年 龍谷
・2014年 佐賀北
・2013年 有田工
・2012年 佐賀北
・2011年 唐津商
・2010年 佐賀学園
・2009年 伊万里農林
・2008年 佐賀商
・2007年 佐賀北(全国制覇)
・2006年 佐賀商
佐賀県勢が夏の甲子園での優勝は、2回ありますが、
最近の優勝は、2007年の佐賀北となります。
【昨年(2015年夏)の佐賀県大会の結果】
・優勝:龍谷
・準優勝:唐津商
・ベスト4:佐賀商・敬徳
・ベスト8:唐津東・三養基・佐賀工・伊万里商
昨年の夏、甲子園に出場した龍谷は、一回戦・秋田商(秋田)と対戦し
1-3で敗退しています。
2016年夏 佐賀県大会の展望
優勝候補筆頭との呼び声が高い、佐賀商。
強力打線が売りですが、中でも注目されるのが、野中翔太選手と龍野瞳依選手の強打コンビです。
野中選手は、1年夏から4番を務める高校生離れするスイングの持ち主で、
龍野選手も、左の強打者として知られています。
その他にも、平野友都選手・山口雄大選手など破壊力は県内一です。
気になるのは投手陣で、春に背番号「1」をつけた龍野選手は、肘の不調で登板できませんでした。
弘川勝紀投手や諸隈潤投手など登板していますが、絶対的エースは不在で、
この夏、龍野選手の調子が気になるところです。
佐賀商のライバルとなるのが、龍谷です。
昨年の代表校である龍谷には、池田智浩投手と矢ヶ部航投手の左右2枚看板がいます。
また、昨年の夏の甲子園を経験している選手で石橋優希選手や北村大空選手など
経験豊富な選手が揃っています。
春季佐賀県大会の決勝戦では、佐賀商に延長13回の末6-7で敗退しましたが、
互角の闘いを演じているだけに、連続出場の期待がかかります。
不気味な存在といえば、神崎清明に佐賀学園です。
神崎清明は、秋準優勝していますが、身上とするのが本幸司投手と横尾大樹捕手を中心とした守る野球です。
守り勝つ野球で少ないチャンスをものにしてきます。
佐賀学園も注目校の一つですが、日永田凌投手と藤木大輔投手の継投で、
春季大会ベスト4に勝ち上がってきました。
両校ともに波に乗ると怖い存在となりそうですね。
鹿島実は、秋ベスト4・春ベスト8入りしていますが、エースの坂口蒼投手の出来がカギを握りそうです。
そのほか、
春ベスト4の鳥栖工に、秋ベスト4の唐津南、
甲子園で優勝経験のある佐賀北からも目が離せませんね。
また、注目したい選手で井上樹希也選手と打越海選手を擁する唐津商、
酒見直希投手を擁する早稲田佐賀、
江越健太投手に江口哲平投手の左右投手を擁する小城など
この夏の戦いぶりに期待したいところです。
まとめ
この記事のまとめとして、佐賀県大会を大胆に予想してみたいと思います。
◎本命:佐賀商
○対抗:龍谷・神崎清明
△ダークホース:佐賀学園・鹿島実
□注目校:鳥栖工・唐津商
以上のようにまとめさせていただきました。
個人的な見解ですので、お気を悪くなさらないでくださいね。。
佐賀県大会を行う上で、監督や選手が気になるのが、球場のようです。
みどりの森県営球場は、プロ野球の公認規格で、センターが122m、両翼が99mで、
またファウルゾーンも広いようです。
ブルースタジアムは、センター120m、両翼93mとみどりの森と比べて狭く、
風が右から左に吹くことが多く、右バッター優位な風となるようです。
このように、試合を行う球場を知り尽くすことも、勝利するためには重要なポイントとなってきます。
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