2016年夏の甲子園

第98回全国高校野球選手権大会の出場をかけた予選が、各都道府県で始まろうとしています。

この記事では、長崎県大会の展望をお届けします。


長崎大会では、センバツに出場した海星をはじめ、昨年の夏の代表校・創成館
2010年から甲子園に遠ざかっている長崎日大など実力校が揃っています。

そこに割って入りそうなのが、大村工長崎総科大付など、
今年の夏は、混戦となることが予想されます。


【長崎県大会(予選)の日程】

・熊本県大会日程:7月8日(金)~7月24日(日)

・組み合わせ抽選会:6月17日(金)

昨年の参加校は、57校となっています。


気になる長崎県大会の組み合わせはこちらです♪(長崎県高野連のホームページ)
http://www.nagasaki-kouyaren.com/taikai/98/98kumiawase.pdf

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過去の戦績


2015年の秋季長崎県大会から2016年の春季長崎県大会までの結果を見ていきましょう。


◇2015年秋季長崎県大会

・優勝:海星

・準優勝:長崎総科大付

・ベスト4:長崎日大・長崎北陽台

・ベスト8:佐世保北・鹿町工・島原農・長崎北


◇第88回選抜高校野球大会

・出場校:海星(15年ぶり5回目)


◇2016年春季長崎島県大会

・優勝:大村工

・準優勝:長崎日大

・ベスト4:長崎南山・長崎商

・ベスト8:長崎総科大付・清峰・波佐見・佐世保高専


今春のセンバツ大会に出場した海星は、

初戦は、長田(兵庫)と対戦し、2-3で勝利、

二戦は、敦賀気比(福井)と対戦し、2-1で勝利、

準々決勝戦は、高松商(香川)と対戦し、17-8で敗退しています。


【夏の甲子園出場 過去10年】

過去10年間、長崎県代表として夏の甲子園に出場した高校をまとめてみました。


・2015年 創成館

・2014年 海星

・2013年 佐世保実

・2012年 佐世保実

・2011年 海星

・2010年 長崎日大

・2009年 長崎日大

・2008年 清峰

・2007年 長崎日大

・2006年 清峰


過去10年間で長崎日大が3回と最多で、海星・佐世保実・清峰が2回ずつとなっています。


【昨年(2015年夏)の長崎県大会の結果】

・優勝:創成館

・準優勝:海星

・ベスト4:佐世保実・長崎商

・ベスト8:長崎南山・波佐見・島原農・大村工


昨年の夏、創成館は、1回戦・天理(奈良)に3-2で勝利し、
2回戦・健大高崎(群馬)に3-8で敗退しています。



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2016年夏 長崎県大会の展望


まず今春のセンバツに出場し、ベスト8入りした海星から見ていきます。

海星は、強力打線が売りのチームです。

その中軸には、小畑翔大選手永石拓武選手など長打力があります。

投手陣では、左腕の春田剛志投手を中心に、右腕の飯田大翔投手

甲子園でも登板した土谷一志投手がいます。

ただ、春田投手は、肘を故障しており、夏までに復帰できるかが気になります。


その海星のライバルとなるのが、長崎日大です。

2010年の夏を最後に、甲子園から遠ざかっています。

今年の軸になる選手は、1年の夏からマウンドで経験を積んだ左腕の馬場健一郎投手に、

3番の田嶋大聖選手・4番の樋口祐作選手です。

春の九州大会では、ベスト4になっているだけに大きな期待がかかります。


昨夏の代表校・創成館は、宇土憲伸郎選手中島巧喜選手ら甲子園を経験をしており、

高い守備力を誇り、投打のバランスのいいチームとなっています。

総合力でみれば、決して海星や長崎日大に引けを取っていません。


春の県大会を制した大村工は、春季大会5試合で46得点を叩き出した強力打線が売りです。

3番の白石翔樹捕手が攻守の軸となり、投手陣では、松尾心太郎投手秀島輝哉投手

中心となります。

波に乗ると怖い存在となることでしょうね。


近年、快進撃を見せているのが、島原農です。

昨年の夏の長崎大会においてもベスト8入りし、秋もベスト8入りしています。

関西の実力校と練習試合を重ねるなど意欲的にこなし、

今後も注目する高校となりそうです。


県内ナンバーワンとの評される投手・野元浩輝投手を擁するは、佐世保工です。

最速140キロを超えるストレートを投じる本格派の投手なだけに、

有力校にとって怖い存在といえるでしょう。


そのほか

春・ベスト4の波佐見や強打者・井﨑光次郎選手を擁する長崎西

長崎商清峰など、長崎大会は、混戦となってくることでしょう。



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まとめ


この記事のまとめとして、長崎県大会を大胆に予想してみたいと思います。


◎本命:海星

○対抗:長崎日大

△ダークホース:創成館・長崎総科大付

□注目校:大村工・島原農


以上のようにまとめさせていただきました。

個人的な見解ですので、お気を悪くなさらないでくださいね。。


長崎県大会の夏のシード校は、秋・春の県大会とNHK杯の結果などからポイント制とし
上位8校が決定されます。

混戦模様の今年の大会では、シード校となることが優位に戦えますね。

長崎県勢からは、未だ夏の甲子園の優勝がないだけに、
今年こそは、深紅の大優勝旗をと期待がかかるところですね。
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