第98回全国高校野球選手権大会が近づいてきました♪

2016年夏の甲子園の出場をかけ各都道府県で予選が始まります。

この記事では、鹿児島県大会の展望をお届けします。


ここ鹿児島県では、名門・鹿児島実業が昨年の夏甲子園に出場し、
その年の秋季県大会でも優勝、今春のセンバツ大会にも出場をはたしています。


それを追うのが、春季県大会優勝の神村学園樟南
鹿児島城西れいめいといった実力校です。


【鹿児島県大会(予選)の日程】

・鹿児島県大会日程:7月2日(土)~7月18日(月)

・組み合わせ抽選会:6月18日(土)

昨年の参加校は、76校となっています。


鹿児島県大会の組み合わせ⇒http://www4.synapse.ne.jp/k-b/28natsukumi.pdf
(鹿児島高野連のホームページ)

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過去の戦績


2015年の秋季鹿児島県大会から2016年の春季鹿児島県大会までの結果を見ていきましょう。


◇2015年秋季鹿児島県大会

・優勝:鹿児島実業

・準優勝:鹿児島城西

・ベスト4:大島・樟南

・ベスト8:尚志館・鹿児島南・池田・れいめい


◇第88回選抜高校野球大会

・出場校:鹿児島実業(5年ぶり9回目)


◇2016年春季鹿児島県大会

・優勝:神村学園

・準優勝:樟南

・ベスト4:加治木・鹿児島城西

・ベスト8:大島・鹿児島玉龍・鶴丸・れいめい


鹿児島南池田加治木鹿児島玉龍なども力をつけてきており、
この夏、十分チャンスがあるチームとなっています。


【夏の甲子園出場 過去10年】

過去10年間、鹿児島県代表として夏の甲子園に出場した高校をまとめてみました。


・2015年 鹿児島実業

・2014年 鹿屋中央

・2013年 樟南

・2012年 神村学園

・2011年 神村学園

・2010年 鹿児島実業

・2009年 樟南

・2008年 鹿児島実業

・2007年 神村学園

・2006年 鹿児島工


過去10年間で鹿児島実業は3回、神村学園も3回、樟南が2回となっています。


ここ鹿児島県では、春のセンバツで全国制覇は1回あるのですが、
夏の甲子園での全国制覇は、以外にもまだ一度もありません。


【昨年(2015年夏)の鹿児島県大会の結果】

・優勝:鹿児島実業

・準優勝:鹿児島城西

・ベスト4:鹿児島情報・神村学園

・ベスト8:出水中央・徳之島・鶴丸・国分中央

昨年の夏出場した鹿児島実業は、2回戦・中京大中京(愛知)と対戦し、3-7で敗退しています。



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2016年夏 鹿児島県大会の展望


まず昨年の夏の代表校で、今春のセンバツにも出場した鹿児島実業から見てみましょう。

鹿児島実業は、何といっても強力打線が売りですね。

「新桜島打線」の異名をとる攻撃陣は破壊力抜群です。

その中でも、1年生から4番を打つ錦屋樹選手は、監督の信頼感もあり、勝負強い打者です。

この夏は、徹底的にマークされることが予想されます。

しかし、そうなった場合でも、錦屋選手の前後の打者、中村天選手板越夕柱選手

井戸田貴也選手追立壮輝選手らの中軸が驚異となります。

投手陣では、エースの丸山拓也投手谷村拓哉投手がしっかりとゲームを作っていきます。


秋の県大会で準優勝し、春の県大会でベスト4入りした鹿児島城西は、

エースの平将太投手が好調です。

もともと、140キロを超すストレートを投げ込んでいたのですが、

そこに制球力も増し、変化球のキレもよくなったことで、安定感がでてきました。

打線では、機動力を使った攻撃もでき、中軸には、上村大希選手有川凌選手

田代隼哉選手らがチームを引っ張ります。


鹿児島ナンバーワン右腕との評価が高い太田龍投手を擁するれいめいも実力校です。

太田投手は、身長190cmの高身長から投げ下ろす140キロ後半のストレートは、

威力十分で強打の鹿児島実業といえど、攻略するのは容易ではありません。


甲子園に出場した経験を持つ、樟南も春県大会準優勝するなど優勝する力は十分あります。

樟南は、浜屋将太投手畠中優大投手の二人の左腕が最大の武器となります。

打線では、河野勝丸選手宮下賢選手が長打力もありチームを牽引します。


春季鹿児島県大会を制した神村学園は、選手層に厚みのあるチームです。

春の決勝戦・樟南との一戦では、1番打者の主将・田中梅里選手の先頭打者本塁打から始まり、

終わってみれば13得点と圧勝しました。

投手陣では、エースの内田雅輝投手が140キロ前半のストレートを投じ、

リリーフには、高山大河投手がしっかりと抑えています。


秋ベスト4・春ベスト8の大島も、決して侮れません。

強肩強打で知られる上原勇人捕手は、エース・渡秀太投手を巧みにリードし、

上位進出へと導いてきました。

守備には定評があり、力のあるチームです。


その他に、

長打力が魅力の吉永隼之祐選手を擁する鹿児島南

秋県大会ベスト8入りした池田

昨年の夏も経験している肝付大昌投手を擁する鹿児島情報

春ベスト4入りの加治木にベスト8入りの鹿児島玉龍鶴丸なども力を付けています。



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まとめ



鹿児島県大会を大胆に予想してみたいと思います。


◎本命:鹿児島実業

○対抗:樟南・鹿児島城西

△ダークホース:れいめい・神村学園

□注目校:大島・池田


以上のようにまとめさせていただきました。

個人的な私見ですので、お気を悪くなさらないでくださいね。。


ここ鹿児島には、桜島がありますが、風向きによって火山灰が降ってくるようです。

それにより、場合によっては目も開けていられような状態となり、フライが見えづらいこともしばしば…

また、内野の土にも積もった灰によりスリップするなど、悪状況での試合となることが予想されます。

過去の情報から、左打者にとって有利な風となることもあるようで、
逆の見方をすると、左打者に優位な左の好投手が一つのカギともいえるようです。

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