選抜高校野球2016に出場する海星の戦力分析!


第88回選抜高校野球大会に、15年ぶり5回目の出場となる長崎県の海星


海星は、カトリック系マリア会が経営するミッションスクールで、
宣教師によって1892年(明治25年)に創立されました。


120数年という歴史があり、いかにも長崎県らしい高校ですね。


海星高の野球部は、1915年に創部されていますので、
今年で100周年となる節目の年にあたります。


そのような歴史ある野球部からは、プロ野球選手も多く輩出しています。

阪神タイガースのコーチ・平田勝男さん、同じく阪神の外野手・江越選手など


また、歌手・俳優の三輪明宏さんも海星に在籍していた時期があるそうです。


海星はこれまで甲子園に、春4回夏17回計21回の出場を誇ります。

甲子園での通算成績は、10勝21敗となっており、
過去最高順位は、1976年の夏にベスト4になっています。


2015年の秋季長崎県大会で海星は、見事に優勝し秋季九州大会に出場。


九州大会で海星は、二回戦・興南(沖縄)と対戦し10‐3と7回コールド勝ちし、
準々決勝戦・臼杵(大分)と対戦し10-2で7回コールド勝ちしています。

準決勝戦は、鹿児島実業(鹿児島)と対戦、6-5と接戦をものにし、
決勝戦・秀岳館との対戦で2-13と敗退しています。


九州地区の選抜出場枠は、4枠ありますので、秋季九州大会で準優勝した
海星は、甲子園の切符を手にすることが出来ました。



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海星のデータ


新チームとなってからの成績をみてみましょう。

まず公式戦を含む試合成績は、40試合行い34勝5敗1分となっています。

公式戦は、10試合で9勝1敗といった成績を残しています。


海星の新チームの特徴ですが、相手より打って点を取って勝つ!といったスタイルのチーム!


◇攻撃力

チーム打率は368で、公式戦10試合での打率は371となっています。

本塁打は、チーム全体で18本(公式戦2本)となっています。


1番の服部貫大中堅手3年(右投・左打)は、打率394(公式戦405)で、
本塁打も3本と足もあり、長打も打てる斬り込み隊長です。


2番の島原勇樹三塁手3年(右投・左打)は、打率372(公式戦471)で、
バントで送るより強打でランナーを進める2番打者です。


3番の小畑翔大右翼手3年(右投・右打)は、打率472(公式戦447)と、
主将としてもチームを引っ張ります。


4番の田川賢汰捕手3年(右投・右打)は、打率417(公式戦359)と、
長打力もある主砲です。


5番の永石拓武一塁手3年(右投・左打)は、打率362(公式戦412

6番の山口拓紀遊撃手2年(右投・右打)は、打率426(公式戦485

と、高打率の選手がズラリと並びます。


これに機動力のある野球をしてくる海星の打線は脅威そのものですね。


◇投手力

背番号1を付けるのは、春田剛志投手3年(左投・左打)は、防御率3.71(公式戦3.46


背番号10の土屋一志投手3年(右投・右打)が本来はエースとしての活躍が期待されていたのですが、
昨春に靭帯を部分断裂し、ようやく昨秋から復帰してきたばかりです。

防御率3.14(公式戦2.10


間 悠亮投手3年(右投・右打)…防御率1.93(公式戦2.31)

廣森悠透投手2年(左投・左打)…防御率3.06(公式戦7.72)


左投げの春田投手と右投げの土屋投手の2枚看板が勝敗のカギを握っているようです。



◇監督プロフィール

加藤 慶二氏(かとう けいじ)

1974年7月1日生

広島県生まれ

広島工から日体大へ進まれています。

高校時代は、サード主将で夏の甲子園に出場し8強入り、
日体大では、リーグ首位打者を獲っておられます。

2001年から海星の監督に就任されています。



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まとめ


まずは、念願の春初勝利!


打線は強力なだけに投手陣の継投策がカギを握っているように思います。

一気に畳み掛ける集中打もあり、序盤から流れをつかむ有利な試合展開になると、
勝利がみえてくることでしょう。
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