選抜高校野球2016に出場するいなべ総合の戦力分析!


第88回選抜高校野球大会に、初出場となる三重県のいなべ総合


いなべ総合は、1922年(大正11年)に創立された歴史ある公立校です。

創立された当初は、員弁農学校で2001年から現校名のいなべ総合となりました。


いなべ総合は、これまで甲子園に夏1回の出場があり、春は初出場となります。

(2010年夏甲子園初出場)


2015年秋季三重県大会では、3位になり秋季東海大会に出場しています。

東海大会では、一回戦・日大三島(静岡)に13-10と勝利し、
準々決勝戦では、大垣日大(岐阜)と対戦し、7-3と快勝。

準決勝戦は、海星(三重)と対戦し、1-2で勝利し、
決勝戦、東邦(愛知)に10-9で敗退しています。


東海地区の選抜枠は、2枠となっていますので、優勝した東邦(愛知)と
準優勝のいなべ総合の2校が甲子園の切符を手にしました。



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いなべ総合のデータ


新チームとなってからの成績をみてみましょう。

まず公式戦を含む試合成績は、57試合行い42勝13敗2分となっています。

公式戦は、10試合で8勝2敗といった成績を残しています。


いなべ総合の新チームの特徴ですが、「人間力で勝て」をスローガンにきめ細かな野球で接戦をもにするチーム!です。



◇攻撃力

チーム打率は375で、公式戦10試合での打率は339となっています。

本塁打は、チーム全体で22本(公式戦1本)となっています。


打線の柱となるのが、4番の藤井亮麿左翼手3年(左投・左打ち)で、
打率454(公式戦486)、本塁打11本(公式戦1本)と怖いバッターです。


3番の奥村拓希中堅手3年(右投・左打)は、打率408(公式戦347)

5番の渡邊雄太捕手3年(右投・右打)は、打率417(公式戦441


このように高打率をマークしているクリーンアップです。

俊足1番の宮崎悠斗右翼手3年(右投・左打)は、打率476(公式戦500)で、
盗塁32(公式戦5)をマークしています。


それぞれに、ここ一番の集中力があり、一気に畳み掛けることができる打線となります。



◇投手力

いなべ総合のエースには、2年生の渡辺啓五投手(右投・左打)が有力のようです。

最速142㌔のストレートが武器で、勝負強い投手です。

中学時代には、桑員ボーイズに所属しボーイズ日本代表にも選ばれ、
世界大会でも優勝した実績があります。

防御率…3.77(公式戦1.86



秋に背番号1を付けたのは、山内智貴内野手兼投手3年(右投・右打)で、
やや不調の様子でしたが、制球力と伸びのあるストレートが魅力な投手です。

防御率…3.37(公式戦4.75)


田村 玲投手3年(左投・左打)…防御率4.15(公式戦8.31)

渡辺祐希投手2年(右投・右打)…防御率2.65(公式戦3.00)


田村投手は、身長180㎝の左腕投手で先発候補、
渡辺投手は、右の下手投げ投手です。



◇監督プロフィール

尾崎 英也氏(おざき ひでや)

1958年12月26日生

三重県生まれ

高田高から日体大へ進まれています。

四日市工で監督として春夏6回の甲子園を経験し、
2006年からいなべ総合の監督に就任されています。



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まとめ


数少ない公立校の出場なだけに、個人的に応援しています。


打線は活発なようですし、残るは投手陣の踏ん張りといったところでしょうか?

初出場、初優勝を目指し、まずは1戦勝利でガンバってください!
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