第88回選抜高校野球大会に、25年ぶり5回目の出場となる山梨県の東海大甲府。
東海大甲府は、これまで甲子園に春4回、夏13回の計17回の出場を誇ります。
甲子園での通算成績は、28勝17敗となっており、春はベスト4が2回、ベスト8は1回、
夏は、ベスト4が3回あります。
春ベスト4:1987年、1990年
春ベスト8:1988年
夏ベスト4:1985年、2004年、2012年
1981年の夏に甲子園初出場した東海大甲府は、多くのプロ野球選手を輩出する名門校となっています。
2015年の秋季山梨県大会で優勝し、秋季関東大会に進出。
関東大会では、一回戦・春日部共栄(埼玉)と対戦し、11-4の7回コールド勝ち、
準々決勝戦は、霞ヶ浦(茨城)と対戦し、7-0と8回コールド勝ちしています。
準決勝戦では、木更津総合(千葉)と対戦し、0-2と悔敗しています。
関東地区の選抜枠は、関東と東京で6枠となっており、
秋季関東大会で4強入りした東海大甲府は甲子園の切符を手にしました。
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東海大甲府のデータ
新チームとなってからの成績をみてみましょう。
まず公式戦を含む試合成績は、33試合行い29勝3敗1分となっています。
公式戦は、8試合で7勝1敗といった成績を残しています。
東海大甲府の新チームの特徴ですが、夏を経験した選手が5人いることもあり、
攻守のバランスのとれたチーム!となっています。
◇攻撃力
チーム打率は333で、公式戦8試合での打率は371となっています。
本塁打は、チーム全体で5本となっています。
打線の軸となる4番の松岡隼佑一塁手3年(右投・右打)は、打率427(公式戦500)で、スイングの鋭い頼れる4番です。
また、5番を打つ原田隆聖中堅手3年(左投・左打)は、打率253(公式戦375)で、
4番で右の大砲の松岡選手と、5番で左の大砲の原田選手と続く相手には脅威の打線です。
秋には7番を打った栗田竣至三塁手3年(右投・右打)は、打率396(公式戦545)と
勝負強い選手です。
斬り込み隊長役の1番・萩原杏麿左翼手3年(右投・左打)は、打率348(公式戦556)で、
機動力もある選手です。
このように機動力もあり打線も活発なチームで、どこからでもチャンスを作ることが出来ます。
◇投手力
プロも注目する両右腕投手!
東海大甲府のエース・菊池大輝投手3年(右投・右打)は、最速146㌔の直球で注目されています。
防御率…2.59(公式戦1.44)
また、もう一人3年生の右腕・松原行人投手3年(右投・左打)は、最速135㌔ほどですが、制球力もあり、抜群の安定感がある投手です。
防御率…1.52(公式戦0.73)
また、2年生には、左腕の内藤武人投手(左投・左打)もおり、
伸びやかなストレートで監督の期待も大きな投手です。
◇監督プロフィール
村中 秀人氏(むらなか ひでと)
1958年9月25日生
長崎県生まれ
東海大相模高から東海大へ進まれています。
東海大相模時代は、元巨人軍監督の原辰徳氏とともに甲子園に出場しています。
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まとめ
昨年、夏の甲子園で16強入りした時のメンバーが、レギュラー3人を含む5人もいます。
その経験が大きな財産となり、今の打撃に繋がっているようです。
また、投手陣は、エース・菊池大輝投手に大きな期待が寄せられています。
初優勝を目指しガンバってください!
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