選抜高校野球2016に出場する南陽工の戦力分析!


第88回選抜高校野球大会に、7年ぶり5回目の出場となる山口県の南陽工


山口県立南陽工のOBで知られるのは、「炎のストッパー」といわれた広島の投手故・津田恒実さんです。


津田恒実さんが活躍した1978年は、甲子園に初出場した春でした。

その年は、もちろん津田投手の活躍で初出場で8強入りという快挙を成し遂げています。


南陽工は、これまで甲子園に春4回夏3回計7回の出場がありますが、
甲子園での通算成績は5勝7敗で、甲子園の最高順位は、春夏通じベスト8が春に2回(1978年・2009年)となります。


2009年の8強入りした年は、阪神の岩本輝投手を擁していました。


2015年の秋季山口県大会では3位となり秋季中国大会に出場。


中国大会では、一回戦・鳥取城北と対戦し5-6で勝利、
準々決勝戦・早鞆(山口1位)に5-3で勝利し、
準決勝戦・如水館(広島)に3-6で勝利、
決勝戦・創志学園(岡山)に12-1で敗退しています。


中国地区2位となった南陽工は、堂々のセンバツ出場となりました!



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南陽工のデータ


新チームとなってからの成績をみてみましょう。

まず公式戦を含む試合成績は、42試合行い26勝15敗1分となっています。

公式戦は、10試合で8勝2敗といった成績を残しています。


南陽工の新チームの特徴ですが、いかなる展開でも粘り強いチーム!


◇攻撃力

チーム打率は277で、公式戦10試合での打率は272となっています。


打線の軸となるのは、3番の山口勇太三塁手3年(右投・左打)で、
打率366(公式戦359)とミートの上手い選手です。


主将の山崎大輔遊撃手3年(右投・左打)は、1番打者で打率272(公式戦237)と数字こそ低いですが、四死球がチーム一多く、選球眼の良い選手です。


4番の藤本大輔捕手3年(右投・右打)は、打率303(公式戦263)で、

5番の重富将希投手3年(右投・右打)は、打率344(公式戦350)と長打もあります。


秋季大会では、1試合平均4.7得点となっていますが、
長打より犠打や四死球などでチャンスを広げて得点していくチームです。


◇投手力

南陽工のエース・重富将希投手3年(右投・右打)は、130㌔台後半のストレートに
スライダー、カーブを持ち球としています。

防御率…3.45(公式戦3.19)


藤本大輔捕手兼投手3年(右投・右打)…防御率6.14(公式戦3.90)

寶木克樹投手2年(右投・右打)…防御率2.23(公式戦2.16)

藤井 傑投手3年(左投・左打)…防御率3.60


監督からの信頼も厚い藤本捕手兼投手は、フォーム修正のために昨年から捕手に挑戦しているそうです。


それまでは、背番号1をつけ130㌔台のストレートと多彩な変化球を低めにコントロールし、
打たせて取るタイプの投手です。



◇監督プロフィール

山崎 康浩氏(やまさき やすひろ)

1961年12月7日生

山口県生まれ

山口高から二松学舎大へ進まれています。

1988年~2001年まで下関中央工高で野球部監督を務められ、
2005年に南陽工高の監督に就任されています。



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まとめ


秋季中国大会の決勝戦では、創志学園の好投手・高田萌生投手の前に打線も奮起できず、
12-1と大敗を喫したています。


その悔しさをバネに冬場は、1日5000スイングに取り組むなどし励んできたようです。


前回センバツに出場した2009年には、8強入りしています。

このセンバツはその成績以上を目標にしています!


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