選抜高校野球2016に出場する桐生第一の戦力分析!

第88回選抜高校野球大会に、2年ぶり5回目の出場となる群馬県の桐生第一


桐生第一は、これまで甲子園に春4回夏9回計13回の出場を誇ります。


甲子園での通算成績は、17勝12敗となっており、
優勝は、1999年の夏に1度あります。

春の最高成績は、ベスト8が2回(1991年、2014年)で、
夏は優勝1回とベスト4が1回(2003年)あります。


1999年の夏の甲子園の優勝は、群馬県勢初の全国制覇ということですが、
群馬県勢のセンバツ優勝は未だ成し遂げられておらず、今年は紫紺の優勝旗を群馬にと
地元の期待も大きなもののようです。



2015年秋季群馬県大会で準優勝した桐生第一は、秋季関東大会に出場。

関東大会では、一回戦・千葉明徳と対戦し7-0とコールド勝ち、
準々決勝戦の浦和学院との対戦は6-1で快勝。

準決勝戦・常総学院に4-0で敗退しています。


桐生第一は、秋季関東大会で4強入りを果たし、甲子園の切符を手にしました。



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桐生第一のデータ


新チームとなってからの成績をみてみましょう。

まず公式戦を含む試合成績は、62試合行い53勝6敗3分となっています。

公式戦は、9試合で7勝2敗といった成績を残しています。


桐生第一の新チームの特徴ですが、エース内池投手と高田捕手(主将)のバッテリーを中心にした堅い守り!


◇攻撃力

チーム打率は348で、公式戦9試合での打率は325となっています。

本塁打は、チーム全体で6本(公式戦では2本)となっています。


昨秋、打撃の調子の良かった、1番の迫川恵太中堅手3年(右投・左打)は、
打率407(公式戦533)と切り込み隊長として活躍しています。


また、9番ながら打率387(公式戦370)、盗塁40(公式戦5)の齋藤 馨二塁手3年(右投・右打)は、
50m5秒台の足を生かした攻撃が得意で、塁に出すとうるさい選手です。


2番の高田修平捕手3年(右投・右打)は、打率372(公式戦333)で、小技も決め、長打力もある攻守に信頼される主将です。


4番を打った鏑木風雅三塁手2年(右投・左打)は、打率274(公式戦303)本塁打1本(公式戦1本)で、元中学日本代表選手として潜在能力の髙い選手です。


5番を打った寶田善統一塁手3年(右投・右打)は、打率398(公式戦360)で、長打力もある選手です。


とにかくスイング力をテーマに一日3000スイングのノルマが課せられたとか…


半端ない練習をしてきた成果が、甲子園では実る予感です。


◇投手力

桐生第一の絶対的エース・内池 翔投手3年(左投・左打)は、最速138㌔のキレの良いストレートで、カーブ、スライダー、チェンジアップと変化球も良い投手です。

昨秋の公式戦9試合は全て先発し、奪三振59とドクターKといわれるほどです。

防御率…1.22(公式戦1.34)


青木快人投手3年(右投・右打)…防御率1.76(公式戦4.61)

須賀大輔投手3年(左投・左打)…防御率2.20(公式戦0.00)


2番手の青木投手は、右のアンダースロー投手です。


◇監督プロフィール

福田 治男氏(ふくだ はるお)

1961年11月4日生

群馬県生まれ

上尾高から東洋大へ進まれています。

1985年から教員として赴任し監督に就任、2003年から監督に専念し、
春夏14回の甲子園出場に導いています。



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まとめ


派手なチームではありませんが、しっかりとした守備力と、
ランナーがでればバントたエンドランなどで進め、少ないチャンスをものにできるチームです。


福田監督の采配も選手に浸透しており、全員野球でセンバツ初優勝を目指しています。
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