第88回選抜高校野球大会に、5年ぶり9回目の出場となる鹿児島県の鹿児島実業。
鹿児島実業は、これまで甲子園に春8回、夏18回の計26回の出場を誇ります。
甲子園での通算成績は、32勝25敗となっており、
優勝は1996年の春に1回ありベスト8が3回あります。
夏は優勝こそありませんが、ベスト4と8が2回ずつあります。
プロ野球選手も多く輩出しており、まさに名門校と呼ぶに相応しい高校ですね。
2015年秋季鹿児島県大会で優勝した鹿児島実は、秋季九州大会に出場。
九州大会では、準決勝戦・海星に6-5で敗退しましたが、4強入りと結果を残し、
昨年の夏に続く2季連続甲子園に出場となりました。
鹿児島実業といえば、秋季九州大会で2回戦・富島に11-1とコールド勝ち、
準々決勝戦・九産大九州に13-1でコールド勝ちするなど強力打線といったイメージがあります。
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鹿児島実業のデータ
新チームとなってからの成績をみてみましょう。
まず公式戦を含む試合成績は、37試合行い29勝4敗4分となっています。
公式戦は、9試合で8勝1敗といった成績を残しています。
鹿児島実業の新チームの特徴ですが、強力打線だけでな堅実な守備にも注目!
◇攻撃力
チーム打率は346で、公式戦7試合での打率は362となっています。
本塁打は、チーム全体で12本(公式戦では5本)となっています。
打線の中心は、主将で4番の錦屋 樹一塁手3年(右投・左投)で、打率491(公式戦621)本塁打8本(公式戦4本)と不動の4番バッターとしてチームを引っ張ります。
5番の板越夕桂二塁手3年(右投・左打)は、打率407(公式戦400)
3番の追立荘輝中堅手3年(右投・右打)は、打率305(公式戦333)
と、鹿児島実のクリーンアップは、強力です。
また、正捕手争いも激しく、井戸田貴也捕手3年(右投・右打)は、打率381(公式戦385)と8番で出場、
中村 天捕手3年(右投・左打)は、打率442(公式戦429)と1番打者で出場しています。
4番の錦屋主将以外は、日替わり打線とよばれオーダーの入れ替えも予想されます。
◇投手力
鹿児島実業には、3人のそれぞれ異なる投手がいます。
その中で、背番号1を付けるのは、丸山拓也投手3年(右投・右打)で、
右の上手投げの投手です。
防御率…2.45(公式戦3.38)
2番手は右の下手投げ、谷村拓哉投手3年(右投・左打)で、
キレのあるスライダーが最大の武器となります。
防御率…2.30(公式戦1.83)
3番手には、板越夕桂内野手兼投手3年(右投・左打)で、
防御率2.16(公式戦0.00)で、5番打者としても活躍します。
◇監督プロフィール
宮下 正一氏(みやした しょういち)
1972年8月16日生
鹿児島県生まれ
鹿児島実高からNKKで社会人野球をされ、都市対抗で準優勝した経験があります。
2005年に監督に就任されています。
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まとめ
公式戦での失策は4と、打線が注目されますが、センターラインを中心に守りにも定評があります。
攻撃面では、公式戦打率が6割を超える、錦屋主将に注目したいと思います。
昨年の夏の甲子園を経験した選手も残っており、
一戦一戦強くなっていく、そんな気がします。
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