選抜高校野球2016に出場する土佐高の戦力分析!

第88回選抜高校野球大会に、3年ぶり8回目の出場となる高知県の土佐高


土佐高は、これまで甲子園に春7回夏4回計11回の出場を誇ります。


甲子園での通算成績は、15勝11敗となっており、
優勝こそありませんが、準優勝が春と夏に1回ずつあります。

(春準優勝1966年・夏準優勝1953年)

春:ベスト4が1回(1964年)・ベスト8が1回(1976年)

夏:ベスト8が1回(1967年)


1960年台頃の土佐高は、素晴らしい成績を収めていたんですね。

最近の高知代表で、パッと思い浮かぶのは、明徳義塾でしょうかね…


そんなおり、土佐高が甲子園に帰ってきたのが、2013年のセンバツでした。

21世紀枠での出場でしたが、なんと20年ぶりに聖地に戻ってきました。


あれから3年…


今年のセンバツ出場は、2015年秋季高知県大会で3位になり、秋季四国大会に出場!

一回戦・城南(徳島)に3-2と接戦をものにし、準々決勝戦では、小豆島と対戦し4‐3で勝利、
準決勝戦では、同県の明徳義塾と対戦し、延長10回の末、4‐3と悔敗しています。


四国地方の選抜出場枠は、中国地方と四国地方の合わせて6校となっており
今年は、「中国3・四国3」で決定され、土佐高は甲子園の切符を手にすることができました。



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土佐のデータ


新チームとなってからの成績をみてみましょう。

まず公式戦を含む試合成績は、35試合行い26勝8敗1分となっています。

公式戦は、7試合で4勝3敗といった成績を残しています。


土佐の新チームの特徴ですが、全力疾走!といったチームになっています。


◇攻撃力

チーム打率は281で、公式戦7試合での打率は243となっています。


打線の中心になるのが、3番の吉川周佑中堅手と4番の松原頌季左翼手です。


3番の吉川主将3年(左投・左打)は、打率298(公式戦345)、

4番の松原左翼手3年(右投・左打)は、打率279(公式戦286

また、5番の土居凌太郎三塁手3年(右投・右打)は、打率298(公式戦333


このクリーンアップの前に、いかにランナーをためれるかが得点力につながってきます。


本塁打がないことで豪快さはありませんが、ランナーがでると犠打をからめるなど
しぶとく攻撃をしかけてくるチームです。


◇投手力

土佐高のエース・尾崎玄唱投手2年(右投・左打)は、身長165㎝と小柄ながらテンポの良い投手です。

右のスリークォーターから打たせて取るタイプの投手です。

防御率…1.61(公式戦1.40


松原頌季外野手兼投手3年(右投・左打)…防御率2.58(公式戦8.11)

吉川周佑外野手兼投手3年(左投・左打)…防御率4.80(公式戦4.50)

清岡和俊投手2年(右投・右打)…防御率4.80(公式戦9.00)


センバツ勝利は、尾崎投手がカギを握っているといっても過言ではないでしょう。


まだ2年生ながらピンチにも動じない強い心臓をもっており、
制球力も安定している「小さな大投手」として甲子園を沸かせてくれることでしょう。


◇監督プロフィール

西内 一人氏(にしうち かずと)

1965年4月22日生

高知県生まれ

土佐高から東京学芸大へ進まれています。

2011年から監督に就任されています。




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まとめ


公式戦のチーム打率が、243と決して豪打のチームではありません。

しかし、攻守交代などは全力疾走をで行い、また、エース尾崎投手のテンポの良さなどで、試合展開を土佐高に向ける野球ができます。


接戦をものにしてきた秋季大会のように、少ないチャンスをものにし守り勝つ野球を見せて下さい!

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