選抜高校野球2016に出場する智弁学園の戦力分析!

第88回選抜高校野球大会に、2年ぶり10回目の出場となる奈良県の智弁学園


智弁学園は、これまで甲子園に春9回、夏17回と計26回の出場を誇ります。


甲子園での通算成績は、27勝26敗となっており、
これだけの名門校ですが、いまだ優勝がありません。


甲子園での過去最高順位は、ベスト4が春、夏と1回ずつ
ベスト8も春、夏と1回ずつあります

優勝が1回もないのが以外な気がしますね。


2015年秋季奈良県大会で優勝した智弁学園は、秋季近畿大会に出場。

近畿大会では、一回戦・神港学園(兵庫県3位)と対戦し4-1で勝利、
準々決勝戦・大阪桐蔭と対戦し9-4で敗退しています。


近畿の選抜出場枠は、6校となっていますので、智弁学園は8強入りしたことで、
甲子園の切符を手にすることができました。


智弁学園といえば、打のイメージがあるのですが、今年の智弁学園は、どのようなチームとなっているのでしょうか?



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智弁学園のデータ


新チームとなってからの成績をみてみましょう。

まず公式戦を含む試合成績は、47試合行い37勝7敗3分となっています。

公式戦は、7試合で6勝1敗といった成績を残しています。


智弁学園の新チームの特徴ですが、全体的にまとまったチーム!となっています。。



◇攻撃力

チーム打率は317で、公式戦7試合での打率は313となっています。

本塁打は、チーム全体で50本(公式戦では8本)となっています。


打線の中心は、4番の大橋駿平三塁手3年(右投・右打)で、打率357(公式戦320)本塁打8本(公式戦1本)と長打力もある選手です。


5番の福元悠真左翼手2年(右投・右打)は、打率433(公式戦450)本塁打10本(公式戦2本)と勝負強い打者です。


同じく2年生の1番・太田英毅遊撃手2年(右投・右打)は、打率345(公式戦429)本塁打7本(公式戦3本)とシェアなバッティングが持ち味な選手です。

エースの村上頌樹投手3年(右投・左打)は、打率264(公式戦304)本塁打7本(公式戦1本)と打撃センスも良く3番をこの秋は打っています。


足のある選手が少なく、機動力野球を得意としない智弁学園ですが、
長打力のある選手が多く、得点力のあるチームとなっています。



◇投手力

エースの村上頌樹投手3年(右投・左打)は、最速145㌔の本格派投手です。

スライダーやカーブにチェンジアップと変化球も多彩で、特にスライダーのキレは抜群です。

防御率…2.08(公式戦1.61


藤田和樹投手3年(左投・左打)…防御率2.53(公式戦4.50)

松本竜也投手2年(右投・右打)…防御率3.24(公式戦0.00)

松本大地投手3年(右投・右打)…防御率2.33


2番手の藤田投手は、キレのあるスライダーが持ち味で、
松本竜也投手は、力のあるストレートを投げ込んできます。



◇監督プロフィール

小坂 将商氏(こさか まさあき)

1977年7月23日生

和歌山県生まれ

智弁学園から法政大へ進まれ、卒業後は松下電器でプレーされています。


2006年に監督に就任され、春夏通算6度の甲子園に導いています。



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まとめ


秋季近畿大会で大阪桐蔭に敗退したことの悔しさをバネに、
この冬をしっかりとトレーニングに励み、甲子園に乗り込んでくるようです。

伸びしろの多い楽しみな選手が多いだけに、甲子園での試合が楽しみです。

今年こそは、悲願の初優勝を目指しガンバってください!
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