選抜高校野球2016に出場する創志学園の戦力分析!

第88回選抜高校野球大会に、5年ぶり2回目の出場となる岡山県の創志学園。


創志学園の硬式野球部は、2010年に創部され、当時1年生だけのチームで、
秋季中国大会でいきなり準優勝し、翌年の2011年のセンバツ初出場を果たしました。


これは、創部1年目での快挙となり史上最速となります!


また、この年のセンバツは、東日本大震災が発生した直後であって、
開催も危ぶまれた大会でした。


その年の選手宣誓を務めたのは、創志学園の当時の主将・野山慎介選手でした。


感動的な選手宣誓で、思わず涙が溢れてきたのを覚えています。





いかがでしたか?

何度も聞いた選手宣誓でしたが、いつみても感動しますね。


創志学園の硬式野球部の歴史はまだ浅いですが、学校の歴史は古く、
1884年(明治17年)の創立となります。

1962年には岡山女子高となり、1998年にベル学園高に改称。

2010年に学校法人創志学園となると同時に男女共学になりました。


創志学園は、2015年秋季岡山県大会で3位に入り、
秋季中国大会へ進出。

その大会で優勝し、中国王者となりセンバツに選ばれました!


春2回目のセンバツ出場となる創志学園は、まだ甲子園での勝利が無く、
今年は念願の1勝を目指します。



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創志学園のデータ


新チームとなってからの成績をみてみましょう。

まず公式戦を含む試合成績は、42試合行い34勝8敗0分となっています。

公式戦は、13試合で11勝2敗といった成績を残しています。


創志学園の新チームの特徴ですが、投打とバランスのとれたチームになっています。



◇攻撃力

チーム打率は324で、公式戦13試合での打率は351となっています。

本塁打は、チーム全体で8本(公式戦では4本)となっています。

また機動力もありチーム全体の盗塁数は144(公式戦36)となっています。


攻守にわたってチームを引っ張るのは、北川大貴遊撃手3年(右投・左打)で、
打率472(公式戦400)、本塁打も1本、盗塁27(公式戦10)と野球センス抜群の選手です。


4番を打つ髙井 翔右翼手3年(右投・右打)は、打率372(公式戦425)、本塁打1本、盗塁18(公式戦3)とパンチ力のある打者です。


また、5番の藤瀬幹英一塁手3年(右投・左打)は、打率314(公式戦372)で、盗塁22(公式戦9)と足もあり長打力もある選手です。


7番の草加 稔中堅手3年(右投・左打)や、1番の難波侑平左翼手2年(右投・左打)など俊足な選手が揃っており、噛み合うと強力な打線となります。



◇投手力

創志学園の大黒柱、エースの高田萌生投手3年(右投・右打)は、
最速150㌔の剛腕で、プロのスカウトも注目する存在です。


防御率…1.94(公式戦1.60)奪三振…153(公式戦91)


秋山竜彦投手2年(左投・左打)…防御率1.93(公式戦0.00)

難波侑平外野手兼投手2年(右投・左打)…防御率2.66(公式戦0.00)



◇監督プロフィール

長澤 宏行氏(ながさわ ひろゆき)

1953年4月26日生

兵庫県生まれ

市西宮高から日体大へ進まれています。

2010年から監督に就任され2011年にセンバツに出場しています。。



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まとめ


創志学園は、春は2度目の出場ですが、夏はあと一歩というところで泣いてきました。


しかし、それらがバネとなり実力もつけての今大会の出場となりました。


プロ注目の高田投手を擁し、足をからめた攻撃など、波に乗ると怖い存在となる予感です。

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