選抜高校野球2016に出場する花咲徳栄の戦力分析!

第88回選抜高校野球大会に、3年ぶり4回目の出場となる埼玉県の花咲徳栄。


花咲徳栄は、過去甲子園に、春3回夏3回の出場があります。

これまでの、過去最高は、春、夏ともにベスト8が1回ずつあります。

春(2003年)・夏(2015年)


2015年の秋季埼玉県大会で準優勝し、秋季関東大会へ進出。


秋季関東大会では、準々決勝に進むも、木更津総合に2-1と悔敗しています。


関東地区の選抜出場枠は、関東と東京の合計で6校となっています。


【秋季関東大会の結果】

優勝:木更津総合(千葉)

準優勝:常総学院(茨城)

ベスト4:東海大甲府(山梨)・桐生第一(群馬)

ベスト8:花咲徳栄(埼玉)・日本航空(山梨)・霞ケ浦(茨城)・浦和学院(埼玉)


【秋季東京大会の結果】

優勝:関東一

準優勝:二松学舎大付

ベスト4:帝京・東海大高輪台


関東地区のバスト4と東京地区の優勝校は決定し、
残る後一つの切符は、花咲徳栄と二松学舎大付との比較になったようです。


その結果、花咲徳栄が総合力で上との判断で甲子園出場の切符を手にしました。


ということで、今年は、「関東が5校」「東京が1校」の出場枠となりました。


決まったことに文句をつける訳ではないですが、難しい選択であることには違いないですね。



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花咲徳栄のデータ


新チームとなってからの成績をみてみましょう。

まず公式戦を含む試合成績は、46試合行い31勝11敗4分となっています。

公式戦は、9試合で7勝2敗といった成績を残しています。


花咲徳栄の新チームの特徴ですが、エースの高橋昴也投手を中心とした守備力が売りのチームです。



◇攻撃力

チーム打率は307で、公式戦9試合での打率は310となっています。

本塁打は、チーム全体で19本(公式戦では2本)となっています。


主将で3番の岡崎大輔遊撃手3年(右投・左打)は、打率353(公式戦419)で、盗塁18(公式戦3)とミート力もあり足もあり、また、堅守でチームを引っ張ります。


4番の隈本達也左翼手3年(右投・左打)は、打率377(公式戦324)、本塁打7本(公式戦1本)と長打力もある打者です。


1番の千丸 剛二塁手2年(右投・左打)は、打率339(公式戦333)、足もある打者です。


その他にも、冬場に打撃力の強化を目指し、かなりの振り込みをしてきたようで、
得点力のアップにつながっているようです。



◇投手力

昨年の夏の甲子園も経験した左腕の高橋昴也投手3年(左投・左打)が大黒柱となっています。

昨年は、先発ではなく守護神として登板しましたが、新チームとなってからは、
花咲徳栄のエースに成長し、最速145㌔のストレートでドクターKといわれています。

防御率…1.90(公式戦1.50)奪三振…135(公式戦55)


清水達也投手2年(右投・右打)…防御率3.05(公式戦5.40)

瀧口 蓮投手3年(右投・右打)…防御率2.93(公式戦1.69)



◇監督プロフィール

岩井 隆氏(いわい たかし)

1970年1月29日生

埼玉県生まれ

桐光学園高から東北福士大へ進まれています。

2001年から監督に就任され春夏通算6回の甲子園出場に道いています。



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まとめ


守備力には定評のある花咲徳栄


課題は打撃力となっていますが、相当な数の素振りをこの冬にこなしてきたようで、
秋季関東大会の準々決勝戦の木更津総合との試合では、プロ注目の早川隆久投手から
1点先制するなど、調子は上向きのようです。


少ないチャンスをいかにものにできるかが、勝敗の分かれ目となりそうです。
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