選抜高校野球2016に出場する釜石の戦力分析!

第88回選抜高校野球大会に、21世紀枠で2回目の出場となる岩手県立釜石高等学校。


これまで東日本大震災の被災地として、過去には、宮城県、福島県からの
21世紀枠での出場はありましたが、岩手県からの出場はありませんでした。

岩手県立釜石高等学校は、昨秋の県大会で8強入りし、過去1962年の秋季岩手県大会では優勝し、東北大会でベスト4に進出した実績があります。


また、釜石南高校時代には、1995年の秋季東北大会で優勝を成し遂げ、1996年のセンバツに出場しています。


初出場したセンバツでは、1回戦に鳥取の米子東と対戦し、
7-9で敗退しています。


釜石は、1914年(大正3年)に釜石町立釜石女子職業補習学校として創立され、
1949年に釜石となり、1963年に釜石北と釜石南に分離。

2008年に再び2校が統合され、岩手県立釜石高等学校となっています。


今回、21世紀枠のセンバツ出場で、20年ぶりの出場となりますが、
前回は、釜石南高校での出場ですし、初出場に近い喜びだったことでしょうね。



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釜石高校のデータ


新チームとなってからの成績をみてみましょう。

まず公式戦を含む試合成績は、39試合行い17勝21敗1分となっています。

公式戦は、9試合で6勝3敗といった成績を残しています。


釜石高校の新チームの特徴ですが、岩間 大投手を中心に粘り強く諦めないチームになっています。



◇攻撃力

チーム打率は285で、公式戦7試合での打率は293となっています。

本塁打は、チーム全体で3本(公式戦では1本)となっています。


打線の中心は、4番の菊池勇貴三塁手3年(右投・右打)で、打率376(公式戦433)、豪快なバッテイングが持ち味です。


3番の大尻悠矢捕手2年(右投・右打)は、打率305(公式戦216)

5番の新沼康大一塁手2年(右投・右打)は、打率355(公式戦316)

3番・5番と2年生のクリーンアップとなっており、ここという時に勝負強い打者です。


1番の奥村颯吾遊撃手3年(右投・右打)は、打率348(公式戦273)とミートが上手く、また盗塁も16(公式戦は5)と機動力もある選手です。



◇投手力

釜石の大黒柱となるのは、エースの岩間 大投手3年(右投・右打)で、
スライダー、チェンジアップなどの変化球の精度も高い投手です。

防御率…2.21(公式戦2.56)


佐々木尚人外野手兼投手3年(左投・左打)…防御率3.09(公式戦20.26)

大尻悠矢捕手兼投手2年(右投・右打)…防御率4.04

畑山洸一郎投手2年(右投・右打)…防御率11.00


2番手投手の佐々木投手は、左腕からカーブ、スライダー、チェンジアップと投げ、
ボールのキレで勝負するタイプです。



◇監督プロフィール

佐々木 偉彦氏(ささき たけひこ)

1984年2月16日生

岩手県生まれ

釜石南高から東京学芸大へ進まれています。

2015年から監督に就任されています。



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まとめ


20年ぶりにセンバツ出場となった釜石高校!


被災された方にとっては、出場が決まったことで、大きな勇気を与えられたことと思います。


持ち前の粘り強さを発揮し、一戦必勝を目指してガンバレ!!
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