第88回選抜高校野球大会に21世紀枠で初出場となる香川県の小豆島高校。
小豆島といえば「二十四の瞳」で有名ですが、
野球部員数が17人とのことですので「三十四の瞳」となりますね。
小豆島高校は、1920年に香川県立小豆島高等女学校として創立され、
1948年の学制改革によって「香川県立小豆島高等学校」になっています。
歴史ある小豆島高等学校ですが、2017年の春にはもう一つ島内にある高校と統合され、
「香川県立小豆島中央高等学校」となる予定だそうです。
21世紀枠での選考には、伝統ある小豆島高校として出場するのは、
最初で最後といったことも考慮されたようです。
甲子園の出場が決まり、島中大騒ぎとなっていることでしょうね。
小豆島は、2015年の秋季香川県大会で、ノーシードから決勝まで進み、
高松商との対戦で延長12回の末、2-1で勝利し県制覇しています。
秋季四国大会では、土佐と対戦し4‐3と敗退してしまいました。
しかし、高松商といえば明治神宮大会で優勝するほどの実力校です。
そこを相手に県大会では倒し優勝したのですから、
甲子園でも期待せずにはいられませんよね。
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小豆島のデータ
新チームとなってからの成績をみてみましょう。
まず公式戦を含む試合成績は、38試合行い22勝14敗1分となっています。
公式戦は、7試合で6勝1敗といった成績を残しています。
小豆島の新チームの特徴ですが、積極的に果敢にチャレンジする野球ということ。
そして、投手を中心した守り勝つ野球が出来るということです。
◇攻撃力
チーム打率は272で、公式戦7試合での打率は243となっています。
本塁打は、チーム全体で3本となっています。
強力打線のクリーンアップ!
3番の長谷川大矩投手3年(左投・左打)は、打率341(公式戦417)本塁打1本、
4番の植松裕貴捕手3年(右投・左打)は、打率374(公式戦524)
5番の石川生強一塁手3年(右投・左打)は、打率241(公式戦333)
本塁打こそありませんが、それぞれ長打力もある左のクリーンアップとなっています。
◇投手力
エースの長谷川大矩投手3年(左投・左打)は、防御率2.12(公式戦1.29)
長谷川大矩投手は、左のスリークオーターからの投球で、制球力のいい投手です。
メンタル面も強く、緩急をつけた投球術で、相手打者を翻弄させます。
・樋本尚也遊撃手兼投手3年(右投・右打)…防御率4.64
・平見悠真投手2年(右投・左打)…防御率5.31
・田口 誠投手2年(左投・左打)…防御率8.74
長谷川大矩投手以降の2番手・3番手にやや不安があるように思えます。
樋本尚也遊撃手兼投手は、主将としてもチームを引っ張り、
また打者としても1番を打ちます。
◇監督プロフィール
杉吉勇輝氏(すぎよし ゆうき)
1983年3月27日生
香川県生まれ
丸亀高から慶大へ進学されています。
2009年に小豆島高に赴任し、監督に就任されています。
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まとめ
部員数17人で掴んだ夢切符!!
部員数は、今大会の出場校の中で一番少ないことでしょう。
でも、アルプスには大応援団がかけつけ、大きな声援が心強い味方となります。
私も小豆島とは何の関係もありませんが、この春一番応援したい!そんな気持ちでいます。
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