第88回選抜高校野球大会に2年連続3回目の出場となる千葉県の木更津総合。
木更津総合は、これまで甲子園に春2度、夏4度の出場を果たしていますが、過去最高順位は、1971年のベスト4になります。
センバツへの出場は、1971年に初出場していますから、その初でベスト4まで残ったのですね。
しかし、その後しばらくセンバツ出場からは遠ざかりようやく昨年(2015年)に2回目の甲子園に!
昨年の出場で、木更津総合はなんと44年ぶりだったんですね。
2015年関東地区秋季大会で、木更津総合は決勝まで駒を進め、
常総学院を相手に8-7と接戦をものにし甲子園の切符を手にしました。
この決勝戦は、延長13回の熱戦が繰り広げられ、13回裏木更津総合のサヨナラで決着が着きました。
その勢いで明治神宮大会にも出場しましたが、2回戦大阪桐蔭と対戦し5-2で敗退しています。
今年は、1971年のベスト4以上の成績を、甲子園で残してくれそうな予感がします。
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木更津総合のデータ
新チームとなってからの成績をみてみましょう。
まず公式戦を含む試合成績は、60試合行い46勝9敗5分となっています。
公式戦は、14試合で13勝1敗といった成績を残しています。
木更津総合の新チームの特徴ですが、エース・早川隆久投手3年(左投・左打)と
武田大慶投手3年(左投・左打)の両左腕の存在が大きいようです。
また、接戦にも強いチームのようですね。
◇攻撃力
チーム打率は、328で公式戦14試合での打率は、307となっています。
本塁打は、チーム全体で10本(公式戦では2本)となっています。
打率や本塁打数を見る限りでは、決して破壊力があるチームとは
言い難いようです。
しかし、ここといったところの勝負強さがあり、小技もきちんと決めてきます。
打線の軸には、主将の小池航貴内野手3年(右投・右打)で、打率371(公式戦340)と3番打者としてチームを引っ張ります。
また、1番打者の峯村貴希内野手2年(右投・左打)は、打率368(公式戦327)と斬り込み隊長役で、足もありパンチ力もあり本塁打も4本記録しています。
木更津総合の4番、山下輝内野手2年(左投・左打)は、打率333(公式戦238)、公式戦では思った数字が残せませんでしたが、思い切りの良い打者です。
◇投手力
プロも注目する左腕
エースの早川隆久投手3年(左投・左打)は、防御率0.81(公式戦1.13)
キレのあるストレートは、最速142㌔ですが、その球威は数字以上のものがあり
打者が差し込まれるほどの伸びがあります。
・武田大慶投手3年(左投・左打)…防御率0.79(公式戦1.10)
・和田崇太郎投手3年(右投・右打)…防御率1.93(公式戦1.50)
・大熊啓夢投手3年(右投・右打)…防御率2.02(公式戦2.70)
背番号10の武田大慶投手は、スライダーを武器とし、強気な投球をします。
早川投手と武田投手の両左腕の2枚看板は、かなり手強いといった印象です。
◇監督プロフィール
五島卓道氏(ごしま たくどう)
1954年6月19日生
岐阜県生まれ
関高から早大へ進まれています。
1998年から監督に就任され、これまで5度の甲子園出場に導いています。
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まとめ
気になるのは攻撃面ですが、そこは百戦錬磨の五島監督のことです。
少ないチャンスにここという集中力でものにしていくことでしょう。
早川隆久投手の出来がカギになってきますね。
この春の甲子園では、個人的には優勝候補と感じています。
ガンバレ!木更津総合ナイン!!
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