選抜高校野球2016に出場する青森山田の戦力分析!

第88回選抜高校野球大会に11年ぶり2回目の出場となる青森山田

11年ぶりということは、前回の出場は2005年となりますが、
その時は、1回戦で敗退しています。


青森山田ってそんなに甲子園に出場していない?


そう感じる方も多いのではないでしょうか?


もっと甲子園に来ているイメージですよね。


調べてみると、青森山田は夏の甲子園に過去6年連続出場という記録があり、合計10回出場しています。

また、夏の最高成績は1999年に8強入りもしています。


どうりで、よく名前を聞くわけです…


この春は、まず甲子園で1勝ですね。


2015年秋季大会の東北大会で青森山田は、八戸学院光星と決勝で対戦し5-0で快勝し、選抜出場の切符を手にしました。


また、明治神宮大会で青森山田は、2回戦・東邦(愛知)と対戦し4‐3で勝利し、準決勝戦で敦賀気比(福井)と対戦し8-5で悔敗しています。


今年の春は、東北王者として甲子園に乗り込んできます!



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青森山田のデータ


新チームとなってからの成績をみてみましょう。

まず公式戦を含む試合成績は、64試合行い44勝19敗1分となっています。

公式戦は、13試合で11勝2敗といった成績を残しています。


青森山田のチームの特徴ですが、走攻守とバランスの良いチームとなっており、特に攻撃力の高いチームとなっています。


◇攻撃力

チーム打率は、378で公式戦13試合での打率は、334となっています。

本塁打は、チーム全体で25本(公式戦では5本)となっています。


青森山田の注目選手は、プロも注目する4番の三森大貴内野手3年(右投・左打)で、
”みちのくのイチロー”と呼ばれているほどです。

三森選手は、打率495(公式戦は458)で、本塁打も7本(公式戦1本)、走攻守の3拍子揃った選手です。


また、主将の内山昴思外野手3年(右投・右打)は、打率403(公式戦380)と一発もある1番打者で、
3番の村山直也捕手3年(右投・右打)も、打率369(公式戦378)と勝負強い打者です。


また、青森山田は、次の塁を狙うといった姿勢がよくでており、
相手チームの隙を狙ってのスチールには定評があります。


◇投手力

青森山田のエース・堀岡隼人投手3年(右投・右打)は、防御率1.95(公式戦1.97)、打たせて取るタイプで140㌔前後の直球にスライダー、カーブを低めに投げてきます。


・坪井友哉投手3年(右投・右打)…防御率1.31(公式戦3.00)

・漆舘伊皇投手3年(右投・右打)…防御率2.05(公式戦2.25)

・三上世視滝投手2年(左投・左打)…防御率2.35(公式戦2.19)


控えの投手もそれぞれに全国大会でマウンドの経験があり、
甲子園でも登板の機会がありそうですね。


◇監督プロフィール

兜森崇朗氏(かぶともり たかあき)

1979年7月26日生まれ

青森県生まれ

青森山田高校から青森大へ進学


普段(練習中)は厳しいが、練習が終わると優しい兄のような存在のようです。

理想的な監督像ですね。



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まとめ


青森山田は、安打を量産する三森選手をはじめ強打と足をからめるといったイメージがありますが、
実は、選球眼や犠打といった小技があってこその攻撃という考えのようです。

また、守備にも定評があり投手力も高いことから、
バランスのとれたチームであることで、この春はダークホース的な存在といえることでしょう。
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