夏の甲子園2016への出場をかけ各都道府県で予選が始まります♪
この記事では、多くの方が興味深く見守っている東東京都大会の展望をお届けします。
東京都は、高校の数が多いため東と西に分かれ、それぞれ1校ずつ甲子園に出場します。
東と西の地域分けは以下のようになります。
・東東京:東京23区の世田谷区・練馬区・杉並区を除いた20区と伊豆諸島に小笠原諸島に所在する高校
・西東京:多摩地区と世田谷区・練馬区・杉並区に所在する高校
ここ東東京は、昨年の夏の代表を勝ち取り、秋季大会を制し今春のセンバツに出場、
さらに春季大会も制するなど好調ぶりを維持している関東一。
そして、秋・春ともの準優勝した最強のライバル二松学舎大付との2強対決となるのではとの予想が多いようです。
【東東京都大会(予選)の日程】
・東東京大会日程:7月2日(土)~7月28日(木)
・組み合わせ抽選会:6月18日(土)
昨年の参加校は、137校となっています。
気になる東東京都大会の組み合わせ(トーナメント表)はコチラです♪⇒http://www.tokyo-hbf.com/news.php?nid=62a3fec9d4f19837e6fb66492e3bb94b
過去の戦績
2015年の秋季東京都大会から2016年の春季東京都大会までの結果を見ていきましょう。
秋季・春季大会は、東西に分かれずに行われます。
東東京は(東)、西東京は(西)と表示してあります。
◇2015年秋季東京都大会
・優勝:関東一(東)
・準優勝:二松学舎大付(東)
・ベスト4:東海大高輪台(東)・帝京(東)
・ベスト8:修徳(東)・東亜学園(東)・城東(東)・佼成学園(西)
◇第88回選抜高校野球大会
・出場校:関東一(2年ぶり6回目)
◇2016年春季東京都大会
・優勝:関東一(東)
・準優勝:二松学舎大付(東)
・ベスト4:東亜学園(東)・東海大管生(西)
・ベスト8:城東(東)・岩倉(東)・帝京(東)・八王子(西)
圧倒的ともいえるほど、東東京が占めていますね。
昨年の夏からの勢いそのままに、東東京の関東一が強さを誇っています。
【夏の甲子園出場 過去10年】
過去10年間、東東京都代表として夏の甲子園に出場した高校をまとめてみました。
・2015年 関東一
・2014年 二松学舎大付
・2013年 修徳
・2012年 成立学園
・2011年 帝京
・2010年 関東一
・2009年 帝京
・2008年 関東一
・2007年 帝京
・2006年 帝京
過去10年間では、帝京が最多の4回、関東一が3回となっています。
昨年の夏は、関東一が準決勝まで進出しましたが、東海大相模に敗退してしまいました。
現在、楽天でプレーするオコエ瑠偉選手の激走が、今でも忘れられませんね。
【昨年(2015年夏)の東東京都大会の結果】
・優勝:関東一
・準優勝:日大豊山
・ベスト4:篠崎・帝京
・ベスト8:修徳・東京実・小山台・明大中野
2016年夏 東東京都大会の展望
昨年の夏・秋、そして今春と3季連続で優勝した関東一は、
昨年のオコエ瑠偉選手のようなスターはいませんが、野球を知る選手が多く、
試合運びが上手といった印象のあるチームです。
まず投手陣では、エース・河合海斗投手は安定感がりボールのキレで勝負するタイプ、
左腕の佐藤奨真投手は、球威とスタミナがある投手、
竹井丈人投手は、主に外野手で4番を打っていますが、投手としてのポテンシャルも高い選手です。
関東一を追う二松学舎大付は、決勝で関東一と闘いあと一歩というところで涙をのんでいます。
2014年に初めて夏の甲子園出場へと導き、話題となった当時1年生トリオの大江竜聖投手・今村大輝選手・
三口英斗選手も最終学年となり、いよいよ最後の夏を迎えます。
個々のレベルの高さでは、東東京トップクラスで間違いないチームとなっています。
中でも、永井敦士選手は、右のスラッガーとして注目され、
市川睦選手は、左のアベレージヒッターで投手もこなす逸材です。
強力打線を売りにするのは、名門帝京です。
プロから熱い視線が送られ郡拓也捕手は、強肩強打を誇ります。
また、1年生の夏から中軸を打っている岡崎心選手にも注目です。
甲子園にいくには、投手陣の踏ん張りがカギとなりそうです。
過去に2度の甲子園出場を果たした都立の雄といえば城東です。
秋・春ともにベスト8になっていますが、ここ数年甲子園には遠ざかっています。
しかし、今年はエースで4番の関根智輝投手に期待がかかります。
140キロ台のストレートに、この春の大会では4本塁打を放っています。
準々決勝戦では、関東一を相手に延長15回引き分け再試合となるなど、侮れないチームです。
また、東海大高輪台は、この夏ノーシードからの闘いとなったのですが、
嶋﨑草太郎選手を中心に、勢いに乗れば怖い存在でもあります。
秋ベスト8・春ベスト4の東亜学園に、秋ベスト8の修徳も好選手が揃っています。
修徳の潤上聖司選手は、俊足の持ち主で長打も見込めます。
また、高山匠選手に宮本博文選手も楽しみな選手です。
その他には、春ベスト8入りした岩倉や堀越などにも注目です。
まとめ
東東京大会を大胆に予想してみたいと思います。
◎本命:関東一
○対抗:二松学舎大付・帝京
△ダークホース:城東・修徳
□注目校:東亜学園・東海大高輪台
以上のようにまとめさせていただきました。
個人的な私見ですので、お気を悪くなさらないでくださいね。。
東東京大会では、シード校となると3回戦からの登場となります。
ノーシードから勝ち上がり甲子園に出場となると最大8試合、
シードなら6試合となります。
見た感じでは、シード校が有利に感じますが、1回戦から勝ち上がってきた高校には勢いがあり、
その波に押されてしまうこともあるようです。
試合数が多い地区だけに投手陣も一つのカギになってきますね。
激戦区の東東京を制するのは、どこの高校か?
熱い戦いとなりそうです。
カテゴリ