2016年夏の甲子園 大会12日目(準々決勝)の試合結果と準決勝の組み合わせ日程!

第98回全国高校野球選手権大会も、いよいよ準々決勝を迎えました。

この記事では、準々決勝4試合の結果と準決勝の組み合わせをお届けします。

この夏、一度も負けなかった高校が優勝するのですが、
ベスト8に残った高校は以下のようになりました。


北海(南北海道)2年連続37回目

聖光学院(福島)10年連続13回目

常総学院(茨城)3年ぶり16回目

作新学院(栃木)6年連続12回目

木更津総合(千葉)3年ぶり5回目

鳴門(徳島)5年連続11回目

明徳義塾(高知)7年連続18回目

秀岳館(熊本)15年ぶり2回目


この中で、未だ優勝のない都道府県は、福島県熊本県の2県となります。

もっと大きく見てみると、東北地方(青森・岩手・秋田・山形・宮城・福島)の6県には、
春夏合わせても優勝がありません。


また、ベスト8進出校で、優勝すれば初優勝となるのは、
北海聖光学院木更津総合鳴門秀岳館の5校となります。

常総学院は、第85回大会(2003年)に初優勝、

作新学院は、第44回大会(1962年)に初優勝、

明徳義塾は、第84回大会(2002年)に初優勝、

それぞれ初優勝しており、今年優勝すると、それぞれ2回目の全国制覇となります。


それでは、大会12日目(準々決勝)の試合結果と準決勝の組み合わせをご紹介します。



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【大会12日目・準々決勝/8月18日の試合結果】


◇第1試合(準々決勝)

・常総学院(茨城)- 秀岳館(熊本)

常総学院
000010000 1
01100200×  4
秀岳館


秀岳館は、5安打・2本塁打で4得点を奪い、継投で初の4強入りを果たしました。

川端投手は5イニングを1失点~中井投手は3イニング2/3を無失点~有村投手は1/3イニング無失点

この継投策で常総学院打線を5安打・1失点に抑えています。

2回の裏・5番の天本選手がレフトスタンドへソロ本塁打で先制、

3回の裏には、1番の松尾選手がレフトスタンドへソロ本塁打で追加点、

6回裏には、常総学院の守備の乱れもあり、2点を追加しました。


注目の鈴木昭汰投手(常総学院)は、4回からライトの守備にまわり、
マウンドには、倉田投手が上がりました。



◇第2試合(準々決勝)

・鳴門(徳島)- 明徳義塾(高知)

明徳義塾
010200000 3
000000000 0
鳴門


明徳義塾は、先発エースの中野投手が3安打完封し、4年ぶりに4強入りを果たしました。

13安打3得点の明徳義塾は、2回表・8番の今井選手がレフト前のタイムリーヒットで先制。

4回にも今井選手はタイムリーヒットを打ち1点を追加し、さらに押し出しで追加点。

鳴門の先発、エースの河野投手は好投しましたが、8イニング投げ尾崎投手に交代しています。



◇第3試合(準々決勝)

・北海(南北海道)ー 聖光学院(福島)

北海
020220010 7
300000000 3
聖光学院


北海のエース・大西投手の粘り強いピッチングで、88年ぶりのベスト4に進出を果たしました!


初回に3点を先制された北海は、12安打・1本塁打で7得点奪い逆転勝利。

3点を追う2回に、一死三塁で8番の大西投手が、レフトでタイムリーヒット、
さらに押し出しで、この回2点を返しました。

4回には、二死一、三塁で、2番の菅野選手のレフト前で同点に、
さらに、3番の佐藤選手のセンター前で1点追加し勝ち越しました。

さらに5回には、5番の川村選手が右中間にソロホームランを放ち、
その後、一死一、三塁となりスクイズで6点目を奪いました。

エースの大西投手は、聖光学院打線を9安打・6奪三振・3失点と完投勝利。

聖光学院は、鈴木(駿)投手~鈴木(拓)投手~斎藤投手~三浦投手と継投しましたが、
勢いは北海のままでした。



◇第4試合(準々決勝)

・作新学院(栃木)ー 木更津総合(千葉)

作新学院
102000000 3
000000100 1
木更津総合


作新学院のエース・今井達也投手の好投で5年ぶりのベスト4進出を果たしました!

作新学院の今井達也投手は、6安打・9奪三振・1失点に、
木更津総合の早川隆久投手は、6安打・7奪三振・3失点と
好投手同士の対決となりました。

先制した作新学院は、初回に3番の入江選手が左中間にソロホームラン。

三回には、二死一塁で2番の山ノ井選手がライトスタンドへ2ランホームラン。

その後、両投手の投げ合いとなり7回の裏に木更津総合は、1点を返しましたが、
2塁走者が牽制アウトになり、流れに乗れませんでした。



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◇大会14日(8/20)準決勝の組み合わせ

・第1試合/10:00予定:作新学院(栃木)ー 明徳義塾(高知)

・第2試合/12:30予定:北海(南北海道)ー 秀岳館(熊本)



いよいよベスト4が決まり、今年の夏の甲子園も残り3試合となりました。

2回目の全国制覇を目指す、作新学院と明徳義塾。

初の全国制覇を目指す、北海と秀岳館。


決勝戦は、2回目の全国制覇か?初の全国制覇か?

楽しみな組み合わせとなりそうです。

準々決勝で敗退した聖光学院は、今年も東北地方にまた福島県に
優勝旗を持って帰ることが出来ませんでしたね。

10年連続で夏の甲子園に出場しているだけに、大きな期待もあったことでしょう。

また、来年に期待したいと思います。


第98回全国高校野球選手権大会の準決勝戦は、8月20日(土)の午前10時から、

決勝戦は、8月21日(日)の午後2時から行われます。

全国3876校の頂点が間もなく決まりますね!
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