2016年夏の甲子園の出場をかけた予選が、各都道府県で始まろうとしています。
この記事では、熊本県大会の展望をお届けします。
この度の熊本県を震央とする地震で、被災されました皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
熊本県大会では、この春センバツ大会に出場し、ベスト4と大活躍した秀岳館から目が離せません。
また、秋は準優勝、春は優勝した九州学院も2年連続甲子園出場を狙っています。
【熊本県大会(予選)の日程】
・熊本県大会日程:7月10日(日)~7月25日(月)
・組み合わせ抽選会:6月23日(木)
昨年の参加校は、64校となっています。
気になる熊本県大会の組み合わせはこちらです♪(熊本県高野連のホームページ)
⇒http://www.kumamoto-kouyaren.com/tournament-summer/pdf/2016_national_championshos_kumamoto_98th_01
過去の戦績
2015年の秋季熊本県大会から2016年の春季熊本県大会までの結果を見ていきましょう。
◇2015年秋季熊本県大会
・優勝:秀岳館
・準優勝:九州学院
・ベスト4:城北・東海大星翔
・ベスト8:千原台・有明・鎮西・開新
◇第88回選抜高校野球大会
・出場校:秀岳館(13年ぶり2回目)
◇2016年春季熊本島県大会
・優勝:九州学院
・準優勝:文徳
・ベスト4:東海大星翔・必由館
・ベスト8:千原台・専大玉名・熊本国府・有明
今春のセンバツ大会に出場した秀岳館は、
一回戦、プロ注目の高橋昴也投手を擁する花咲徳栄(埼玉)に5-6で勝利、
二回戦、初回から8得点と猛打を見せ、南陽工(山口)に0-16と圧勝、
準々決勝、好投手・早川隆久投手を擁する木更津総合(千葉)に、1-2と逆転サヨナラ勝ち、
準決勝、高松商(香川)には、延長11回の末4-2で敗退しています。
【夏の甲子園出場 過去10年】
過去10年間、熊本県代表として夏の甲子園に出場した高校をまとめてみました。
・2015年 九州学院
・2014年 城北
・2013年 熊本工
・2012年 済々愛
・2011年 専大玉名
・2010年 九州学院
・2009年 熊本工
・2008年 城北
・2007年 八代東
・2006年 熊本工
過去10年間で熊本工が3回と最多出場で、九州学院が2回となっています。
【昨年(2015年夏)の熊本県大会の結果】
・優勝:九州学院
・準優勝:文徳
・ベスト4:鎮西・多良木
・ベスト8:八代東・玉麿工・東海大星翔・翔陽
昨年の夏、九州学院は、2回戦から出場し、遊学館(石川)に3-5で敗退しています。
2016年夏 熊本県大会の展望
熊本県大会の優勝候補筆頭となるのが、やはり秀岳館ではないでしょうか!?
センバツ8強入りした原動力といえば、強力打線です。
1番から9番まで、どの打者もフルスイングすることができる打線は、そうありませんよね。
この打線の軸を打つのが、強肩、強打の九鬼隆平捕手です。
また、その九鬼選手の前後を打つ打者にも好打者が揃い、
松尾大河選手に原田拓実選手、大木凌雅選手、天本昴佑選手など、
どこからでもチャンスが作れる打線となっています。
投手陣では、球速142キロ右腕エースの有村大誠投手に、
中学時代にU-15日本代表にもなっている堀江航平投手、
左腕の中井雄亮投手に田浦文丸投手と揃っています。
甲子園に出場すれば、日本一も狙える戦力かもしれませんね…
秀岳館のライバルとなるのが、九州学院です。
昨年の代表校で、村上宗隆選手や松下且興選手など、
旧チームからの選手も揃っています。
そのようなことから、戦力的には、秀岳館に負けていません。
もし、秀岳館との決戦となれば、非常に楽しみなカードとなることでしょうね。
秋・春ともにベスト4入りした東海大星翔も、忘れてはいけないチームです。
ここ数年は、安定した力をつけてきており、大竹泰志選手に品川寛季選手の
バッテリーを中心とした守りの野球が身上です。
ダークホース的な存在ともいえる開新も決して侮れないチームです。
指揮を執る監督は、熊本工のOBでキャプテンとして甲子園準優勝の経験があり、
明治大・トヨタ自動車など経験豊富な野田謙信氏が2013年から就任されています。
昨年の秋の準々決勝戦で秀岳館と対戦し、2-3で敗退しましたが、それでも大善戦しています。
その時のレギュラーも多数残っており、中でも右腕の池田熙之投手は、
身長183cmからキレのいいストレートを投げ下ろしてきます。
そのほか
春準優勝した文徳に、強肩強打の内村僚捕手を擁する有明、
2年前に甲子園に出場した城北に、春ベスト4いりした必由館、
古豪の熊本工に、秋ベスト8入りの鎮西と楽しみな高校が多くあります。
まとめ
この記事のまとめとして、熊本県大会を大胆に予想してみたいと思います。
◎本命:秀岳館
○対抗:九州学院
△ダークホース:東海大星翔・開新
□注目校:文徳・城北
以上のようにまとめさせていただきました。
個人的な見解ですので、お気を悪くなさらないでくださいね。。
例年ですと、5月の連休中にRKK旗、5月の中旬から6月にかけてNHK旗という大会が組まれるのですが、
今年は地震のために、それら大会が中止となってしまいました。
そのために、これまでなら公式戦を経験し夏を迎えたのですが、
そうしたこともなく迎える夏は、また違った調整方法でなくてはならないようです。
いまだに余震があったり、梅雨の影響で豪雨などの災害がでていますが、
高校球児のパワーで地元を励ましてあげてくださいね。
きっと、その頑張りが届くと思います!
高校球児の皆さんも、体調には十分注意して、この夏を存分に駆け回ってください!
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