第98回全国高校野球選手権大会への出場をかけた
熱い闘いがを49地区で開催されます
この記事では、沖縄県大会の展望をお届けします。
沖縄大会は、毎年梅雨明けと同時に開催されるといわれ、
全国でも一番早く予選が行われます。
今年の沖縄は、センバツに出場した高校がなく、また秋季大会・春季大会の両大会で
好成績を残したチームがないというのが、大きな特徴です。
それだけに予想も難しく、混戦となる見方をしています。
【沖縄県大会（予選）の日程】
・沖縄県大会日程：6月18日（土）～7月17日（日）
・組み合わせ抽選会：6月7日（火）
昨年の参加校は、62校となっています。
気になる組み合わせ（トーナメント表）はコチラです♪⇒http://www.kouyaren-okinawa.jp/1natsu/h28natsu_t.pdf
過去の戦績
2015年の秋季沖縄県大会から2016年の春季沖縄県大会までの結果を見ていきましょう。
◇2015年秋季沖縄県大会
・優勝：八重山
・準優勝：興南
・ベスト4：嘉手納・那覇商
・ベスト8：八重山商工・前原・宜野座・中部商
◇第88回選抜高校野球大会
・出場校：なし
◇2016年春季沖縄県大会
・優勝：糸満
・準優勝：豊見城
・ベスト4：沖縄尚学・美来工科
・ベスト8：前原・嘉手納・沖縄水産・宜野座
【夏の甲子園出場 過去5年】
過去5年間、沖縄県代表として夏の甲子園に出場した高校をまとめてみました。
・2015年 興南
・2014年 沖縄尚学
・2013年 沖縄尚学
・2012年 浦添商
・2011年 糸満
過去5年間での最多出場は、沖縄尚学が2回出場しています。
過去10年間では、興南が4回と最多出場を誇ります。、
昨年の夏興南は、2年生エース・比屋根雅也投手を擁しベスト8に進出しました。
2016年夏 沖縄県大会の展望
興南は、昨年の夏甲子園に出場し、今年も興南が中心となり大会が進むと予想されていたのですが、
秋は、決勝戦で八重山に敗退、九州大会では、1回戦コールド負けを喫し、センバツ出場とならず、
春は、2回戦で糸満に敗退と、調子が上がってきません。
興南が復活するカギは、エースの比屋根雅也投手が握っていると思われます。
秋の沖縄を制した八重山は、エース・仲山琉斗投手の粘り強いピッチングが光ります。
打線も4番の黒島投真選手を中心に、足も絡め少ないチャンスをものにしていきます。
春の沖縄を制したのが、糸満です。
昨春のセンバツにも出場し、昨夏も決勝まで進むなど安定感があります。
エースの平安常輝投手は、制球力の良い投手でテンポよく投げ込んできます。
他にも、身体能力の優れた選手が揃っていることから、この夏は大きな期待がかかります。
打撃好調な嘉手納は、秋ベスト4、春ベスト8と十分甲子園を狙える高校です。
圧巻なのは、秋5試合で31得点と1試合平均6.2得点！
また、投手陣では、1年生からマウンドに上がる仲地玖礼投手と仲井間光亮投手も力をつけています。
この夏、勢いに乗ると怖いのが、八重山商工と美来工科です。
八重山商工は、強力な嘉手納打線を8回まで無得点に抑える好投もみせ、秋ベスト8入りしています。
また、美来工科は、秋1回戦の沖縄尚学戦で10対0と5回コールド勝ちをおさめ、
春はベスト4に進出するなど着実に力をつけてきています。
一方の沖縄尚学は、今春準決勝で糸満に敗退したものの、3位決定戦では美来工科に勝利しリベンジしています。
調子も上向きで、侮れないチームとなります。
その他、石川のタイシンガーブランドンは、140キロを超すストレートを投げ込み、また打者としても注目され、
秋ベスト4の那覇商やベスト8の豊見城にもチャンスがあります。
そして、私が注目しているのが、普天間です。
今年の5月に監督が交代されたのですが、新監督には、元ダイエー（現ソフトバンク）の
新里紹也氏となりました。
元プロ野球が監督に就任されたのは、県内では初となります。
今後、普天間には注目ですね。
まとめ
なかなか予想するのが難しい沖縄県ですが、
それでも、敢えて予想してみたいと思います。
個人的な私見ですので、お気を悪くなさらないでくださいね。。
◎本命：糸満
○対抗：興南、八重山
△ダークホース：嘉手納、美来工科
□注目校：豊見城、普天間
以上のようにまとめさせていただきました。
沖縄大会は、シード校は4校となります。
ノーシードの中に実力校が隠れていることが多く、油断すると1回戦敗退というケースも多いようです。
梅雨明けが早く、暑い沖縄を制するのは、どこの高校か？
選手のみなさん、熱中症には十分注意して、悔いのない夏にしてください！
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