第98回全国高校野球選手権大会への出場をかけ49地区で予選が始まります。
この記事では、奈良県大会の展望をお届けします。
今春のセンバツ「第88回選抜高校野球大会」では、智弁学園が見事初優勝を飾りました。
この夏も、やはり智弁学園を中心に大会が進むものと予想されますが、ここ奈良県では、2強ともいえる状態にあります。
というのも、奈良県の夏の代表校をみると、
天理が21回、智弁学園が16回と、この2校だけでなんと37回の出場となります。
今年の夏も、このどちらかが甲子園の切符を手にするのでしょうか?
【奈良県大会(予選)の日程】
・奈良県大会日程:7月10日(日)~7月28日(木)
・組み合わせ抽選会:7月1日(金)
昨年の参加校は、42校となっています。
気になる組み合わせ(トーナメント表)はコチラです♪
⇒http://www1.kcn.ne.jp/~nhsbbf/public_html/natu/n16.gif
過去の戦績
2015年の秋季奈良県大会から2016年の春季奈良県大会までの結果を見ていきましょう。
◇2015年秋季奈良県大会
・優勝:智弁学園
・準優勝:奈良大付
・ベスト4:平城・奈良
・ベスト8:西の京・桜井・天理・関西中央
◇第88回選抜高校野球大会
・出場校:智弁学園(2年ぶり10回目)全国制覇
◇2016年春季沖縄県大会
・優勝:智弁学園
・準優勝:天理
・ベスト4:関西中央・奈良大付
・ベスト8:平城・登美ヶ丘・法隆寺国際・五條
智弁学園の安定感は、抜群ですね。
それを追う、天理・奈良大付といったところでしょうか?
【夏の甲子園出場 過去5年】
過去5年間、奈良県代表として夏の甲子園に出場した高校をまとめてみました。
・2015年 天理
・2014年 智弁学園
・2013年 桜井
・2012年 天理
・2011年 智弁学園
ここ40年、天理と智弁学園以外で夏に奈良県の代表校となったのは、
1992年と2000年に出場した郡山と2013年の桜井の3回にみとなります。
まさに2極集中といったところですね。
2016年夏 奈良県大会の展望
今春のセンバツで日本一を達成した智弁学園!
やはり優勝候補筆頭といったところです。
センバツのマウンドを一人で投げぬいたエースの村上頌樹投手は、この春の大会では1試合のみの登板でした。
それにも関わらずチームは優勝を飾りるなど、戦力の厚みを感じさせます。
打線は、センバツで活躍した納大地選手や大橋駿平選手、そして高橋直暉選手などこの夏にも大きな期待がかかります。
智弁学園のライバルである天理は、春季大会でレギュラー9人のうち6人が2年生と若いチームになっています。
春季大会の決勝戦は、智弁学園に4-6で敗退しています。
天理の投手陣は、森浦大輔投手と仲野芳文投手の2枚看板。
打線は、主将の漆原舜選手を中心に、中村良二監督(元近鉄)の指導の下、振れる選手が揃っています。
秋は準優勝・春はベスト4の奈良大付は、エースの谷口航也投手が春季大会の4試合で7失点と安定感があり、
打線も加藤和希選手・森川未来選手・後藤将太選手らを中心に繋がりが良く、勝負強いものとなっています。
公立校で大躍進をみせているのが、平城です。
昨秋、天理に勝利をおさめ、智弁学園には、0-1で敗れはしたものの接戦を繰り広げています。
その原動力には、前田慶太郎投手と山城将裕投手の2枚看板でした。
守りの野球には定評がありますが、この夏は打線がカギを握りそうです。
その他にも、勢いに乗ると怖い存在の関西中央に、不気味な存在の御所実。
それに、昨秋ベスト4の奈良に、ベスト8の西の京、法隆寺国際も侮れな高校です。
まとめ
奈良県大会を予想すると、やはり智弁学園と天理は外すことができません。
どちらも伝統と実績のある高校ですので、甲乙つけがたいのですが…
◎本命:智弁学園
○対抗:天理
△ダークホース:奈良大付
□注目校:平城・関西中央
以上のようにまとめさせていただきました。
個人的な私見ですので、お気を悪くなさらないでくださいね。。
センバツ王者の智弁学園が、この夏どのような成長を見せてくれるか、とても興味深いところです。
2極集中の奈良県において、力をつけてきている公立校もあります。
また、学校自体の合併などもあるようで、智弁学園や天理も決して油断できないところです。
球児のみなさんの健闘をお祈り申し上げます!
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