第88回選抜高校野球大会に、4年連続40回目の出場となる京都府の龍谷大平安。
龍谷大平安は、これまで春39回、夏33回の合計72回の甲子園出場を誇るまさに名門中の名門として、知らない方はおられないでしょう。
甲子園通算成績は、96勝68敗と大きく勝ち越しており、
・優勝…春1回(2014年)・夏3回(1938年、51年、56年)
・準優勝…春なし・夏4回(1928年、33年、36年、97年)
・ベスト4…春4回・夏1回
・ベスト8…春12回・夏9回
以上のような素晴らしい成績を残しています。
甲子園に出場するだけでも大変なことなのに、今回で73回目の出場とは半端ない数字ですね。
2015年秋季京都府大会では、龍谷大平安らしい野球で見事に優勝し、秋季近畿対に出場しています。
秋季近畿大会でも龍谷大平安らしく1回戦・高野山を9-1のコールド勝ち、
準々決勝戦・阪南大高と対戦し7-0とコールド勝ちしました。が、
準決勝戦・滋賀学園に8-1とまさかのコールド負けを…
近畿地区の選抜出場枠は6校となっており、近畿大会に4強入りした龍谷大平安は、4年連続の選抜出場の切符を手にしました。
昨年は、エースの高橋奎二投手が活躍し、ヤクルトに3位指名を受け入団しましたね。
これまでも多くのプロ野球選手を輩出してきた龍谷大平安の今年のメンバーには、
どのような選手がいるのか、とても気になりますね。
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龍谷大平安のデータ
新チームとなってからの成績をみてみましょう。
まず公式戦を含む試合成績は、43試合行い35勝5敗3分となっています。
公式戦は、9試合で8勝1敗といった成績を残しています。
龍谷大平安の新チームの特徴ですが、切れ目のない強力打線のチーム!となっています。
◇攻撃力
チーム打率は347で、公式戦7試合での打率は376となっています。
本塁打は、チーム全体で39本(公式戦では9本)となっています。
強力打線の龍谷大平安の4番を打つのは、主将の橋本和樹三塁手3年(右投・右打)で、
打率418(公式戦481)、本塁打7本(公式戦3本)と、勝負強く長打力のある打者です。
1番の小川晃太郎中堅手3年(右投・右打)は、打率380(公式戦391)、盗塁19と
足もあり、出塁率も高い巧打者です。
2番の久保田 悠二塁手3年(右投・左打)は、打率368(公式戦458)で、
広角に打球を打つことが出来ます。
5番の冨田慎太郎一塁手3年(右投・右打)は、打率390(公式戦407)で、
昨秋のみで本塁打が13本(公式戦2本)と長打力もあり怖い打者です。
3番の西川藍畝遊撃手3年(右投・右打)は、打率372(公式戦452)で、
守備にも定評があるセンス抜群の選手です。
6番の岡田悠希外野手2年(右投・左打)は、打率304(公式戦263)、
7番の市岡奏馬投手3年(左投・左打)は、打率435(公式戦296)、
と、このようにとにかく重量打線で、どこからでもチャンスがつくれるチームです。
◇投手力
龍谷大平安のエース・市岡奏馬投手3年(左投・左打)は、最速143㌔のストレートが武器で、スライダー、カーブのキレも良い投手です。
防御率…1.93(公式戦2.48)
・大野将輝投手3年(右投・右打)…防御率2.20(公式戦5.40)
・葛城大地投手2年(右投・右打)…防御率2.61
打線が活発なだけに、投手陣の踏ん張りがあれば、今年の龍谷大平安も優勝が見えてきますね。
◇監督プロフィール
原田 英彦氏(はらだ ひでひこ)
1960年5月19日生
京都府生まれ
平安高校を卒業後、日本新薬で社会人野球でプレーされ、都市対抗に10回出場された経験があります。
1993年に監督に就任され、これまで春8回、夏7回の甲子園出場に導いています。
名門校の監督なだけに、毎年スゴイプレッシャーでしょうね。
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まとめ
昨秋の近畿大会の準決勝戦(滋賀学園)でコールド負けを喫した龍谷大平安は、
そうとう悔しい思いをしたことと思います。
その悔しさをバネに甲子園では大暴れしそうですね。
今年のエース市岡投手は、昨年の高橋奎二投手のような安定感は今の所ありませんが、
それでも伸びしろは、大いに秘めているように思います。
甲子園に来て、さらに大きくなる伸びる予感がしますね。
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