選抜高校野球2016に出場する敦賀気比の戦力分析!

第88回選抜高校野球大会に2年連続7回目の出場となる福井県の敦賀気比。


敦賀気比は、昨年の優勝校で史上3校目となる春連覇がかかっています。

過去に春連覇した高校は2校のみで、1929年、30年に連覇した第一神港商
1981年、82年にPL学園が達成しています。


敦賀気比は、甲子園に春6回夏7回の出場がありますが、優勝は昨春の1回のみで、夏の優勝はありません。


新チームとなった敦賀気比は、2015年秋季北信越大会で優勝し、
明治神宮大会では、決勝戦まで進むも高松商を相手に3-8と敗退しています。


それでも、昨年に続き秋季北信越大会で優勝し、明治神宮大会にまで出場するとは、
十分連覇も狙える力があるということになりますね。


昨年の敦賀気比は、エース平沼投手が投打で活躍しましたが、
今年は、昨年の夏の甲子園も経験した山崎颯一郎投手が絶対的エースとしています。


少し気になるのは打力ですが、昨年とまではいかないものの、
能力の高い選手が揃っており、ここといった集中力は健在のようです。



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敦賀気比のデータ


新チームとなってからの成績をみてみましょう。

まず公式戦を含む試合成績は、30試合行い24勝4敗2分となっています。

公式戦は、12試合で11勝1敗といった成績を残しています。


敦賀気比の新チームの特徴ですが、昨年ほどの強打のイメージはありませんが、
それでも足を絡めた攻撃などで、十分はレベルなチームとなっています。



◇攻撃力

チーム打率は324で、公式戦12試合での打率は313となっています。

本塁打は、チーム全体で10本(公式戦では4本)となっています。


打線の中心は、4番の天野涼太一塁手3年(右投・右打)で、
打率368(公式戦417)と長打も期待できるバッターです。


また、主将の林中勇輝遊撃手3年(右投・右打)は、3番バッターとしてもチームを引っ張り、打率360(公式戦295)と攻守の要でもあります。


斬り込み隊長の上中尾真季中堅手2年(左投・左打)は、打率319(279)、
6番ながら広角に打球が打てる植村元紀右翼手3年(右投・左打)は、打率369(公式戦467)


5番の橋本篤弥左翼手2年(右投・左打)は、打率410(公式戦318)


なかなか気を抜けない打線となっていますね。



◇投手力

身長188㎝と長身のエースの山崎颯一郎投手は、防御率1.89(公式戦1.90)

秋季北信越大会では、4試合全てに先発し、準々決勝からの3試合はすべて完封勝利をするなど、
今後の成長も楽しみな投手で、今大会でも注目を浴びる投手となることでしょう。


西本汰生投手3年(右投・右打)…防御率0.98(公式戦1.32)

西本投手は、右下手投げの技巧派タイプの投手。

その他、投手陣には1年時からマウンドの経験がある左腕の海野投手が控えています。



◇監督プロフィール

東 哲平氏(あずま てっぺい)

1980年7月27日生

京都府生まれ

敦賀気比の出身

2011年から監督に就任し、2015年にはセンバツ優勝しています。



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まとめ


秋季大会では、県大会、北信越大会を制し、明治神宮大会でも準優勝しただけに
今大会の優勝候補に間違いはありません。


不安点をあげるとすれば、エースの山崎颯一郎投手にあります。

甲子園を経験しているものの、昨年までは平沼投手の存在が大きくありました。


今年は、エースとしての重圧がかなり重く、プレッシャーもかかってくることでしょう。


春連覇目指してガンバレ!!
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