2016年の夏甲子園の出場をかけ、各都道府県で予選が始まろうとしていますが、
ここ茨城県では、7月7日に開幕しています。
そこで、この記事では、茨城県大会の展望や注目選手をお届けしたいと思います。
茨城県大会では、昨夏の代表校・霞ヶ浦と今春センバツに出場した常総学院、
そして、公立校の石岡一など強豪がひしめく大会となります。
【茨城県大会(予選)の日程】
・茨城県大会日程:7月7日(木)~7月26日(火)
・組み合わせ抽選会:6月23日(木)
昨年の参加校は、101校となっています。
茨城県大会の組み合わせはこちらです♪(茨城県高野連のホームページ)
⇒http://www.ibaraki-hbf.com/00news/pdf/h28_summer0710.pdf
過去の戦績
2015年の秋季茨城県大会から2016年の春季茨城県大会までの結果を見ていきましょう。
◇2015年秋季茨城県大会
・優勝:霞ヶ浦
・準優勝:常総学院
・ベスト4:太田一・日立一
・ベスト8:水城・藤代・波埼柳川・石岡一
◇第88回選抜高校野球大会
・出場校:常総学院(2年連続9回目)
◇2016年春季茨城県大会
・優勝:常総学院
・準優勝:石岡一
・ベスト4:霞ヶ浦・水戸商
・ベスト8:土浦日大・取手松陽・藤代・常盤大高
好投手・鈴木昭汰投手を擁し今春のセンバツに出場した常総学院は、
一回戦・鹿児島実(鹿児島)に6-2とまさかの敗退を喫しています。
【夏の甲子園出場 過去10年】
過去10年間、茨城県代表として夏の甲子園に出場した高校をまとめてみました。
・2015年 霞ヶ浦
・2014年 藤代
・2013年 常盤学院
・2012年 常盤学院
・2011年 藤代
・2010年 水城
・2009年 常盤学院
・2008年 常盤学院
・2007年 常盤学院
・2006年 常盤学院
過去10年間で常盤学院が6回と最多を誇ります。
【昨年(2015年夏)の茨城県大会の結果】
・優勝:霞ヶ浦
・準優勝:日立一
・ベスト4:明秀日立・東洋大牛久
・ベスト8:石岡一・下妻二・水城・鬼怒商
昨年の夏、甲子園に出場した霞ヶ浦は、
一回戦・広島新庄(広島)と対戦し2-4で敗退しています。
2016年夏 茨城県大会の展望と注目選手
センバツに出場し、春季県大会を制した常総学院。
プロ注目の左腕・鈴木昭汰投手と2年生スラッガーの宮里豊汰選手の二人に熱い視線がおくられます。
しかし、鈴木投手は、春に故障したとのことで、この夏が気になります。が、
春の県大会では、樫村雄大投手の好投があり、鈴木投手なしでも優勝しています。
選手層の厚さが感じられますね。
昨夏の代表校・霞ヶ浦は、飯村将太投手と根本将汰の左右2枚看板と、
主砲の根本薫選手がチームの柱となります。
昨年の夏、悲願の甲子園初出場を果たし、2年連続を狙うに十分な戦力が揃っています。
春・準優勝した公立校の石岡一は、霞ヶ浦を破り、
決勝戦では、常総学院に9回途中までリードするなどあと一歩のところまできています。
その躍進の立役者は、エースの高崎大幹投手で、茨城屈指の右腕として注目されます。
秋・ベスト4の日立一は、昨年の夏準優勝した時の主力選手、
エースの鈴木彩斗投手ら多く残っており、この夏大いに期待されています。
波に乗ると怖い存在となり、31年ぶりの甲子園を目指します。
この夏、注目したいのが土浦日大です。
下妻二を2度の甲子園へと導いた小管勲氏がこの春から監督に就任し、
春季県大会で早速ベスト8入りしています。
今年の夏の台風の目となる存在で、今後も目が離せない注目校の一つです。
もう二校、監督が交代し注目されている高校があります。
その一つに明秀学園日立があります。
光星学院(現:八戸学院光星)を育てた金沢成幸監督が就任し3年が経ちました。
昨年の夏の大会では、ベスト4に進出しているだけに、注目されています。
もう一校、鹿島学園も監督が交代し注目されています。
元・日本大学の監督をされていた鈴木博識氏が就任し、
台湾スラッガーの楊笑虎選手も話題となっています。
そのほか
エースで4番の瀧功聖選手を擁する古豪の水戸商、
最速150キロで注目の長井良太投手を擁するつくば秀英、
甲子園出場経験もあり、力のある藤代、
秋ベスト4入りした太田一
など面白い存在がたくさんあります。
まとめ
この記事のまとめとして、茨城県大会を大胆に予想してみたいと思います。
◎本命:常総学院
○対抗:霞ヶ浦
△ダークホース:石岡一・明秀学園日立
□注目校:日立一・土浦日大
以上のようにまとめさせていただきました。
個人的な見解ですので、お気を悪くなさらないでくださいね。。
茨城県で最も注目される投手といえば、常総学院の鈴木昭汰投手でしょう。
センバツでは、鈴木投手本来の玉のキレがなく、初戦を敗退してしまいましたが、
スライダー・シュート・チェンジアップなどの多彩な変化球を操り、
ストレートも140キロを超え、コーナーへしっかりと投げ込んできます。
今年の秋のドラフト候補ともなる存在ですので、
是非、しっかりと調整し春を超える投球をみせてくださいね!
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