第98回全国高校野球選手権大会も、ベスト8をかけた熱戦が繰り広げられています。
全国3876校が参加した2016年夏の甲子園もいよいよ大詰めとなりましたね。
ここからは、一つ一つのプレーが大きく勝敗に左右されることでしょう!
それでは、大会10日目の試合結果と準々決勝の組み合わせをご紹介します。
【大会10日目/8月16日 試合結果】
◇第1試合(三回戦)
・明徳義塾(高知)- 嘉手納(沖縄)
明徳義塾
001315030 13
000000140 5
嘉手納
明徳義塾は、豪快な満塁ホームランあり、機動力ありと多彩な攻撃で
8強一番乗りしました。
満塁弾を放ったのは、3番・西浦颯大一塁手!
打った瞬間入ると思ったという快心のあたりでした。
また、投手陣は、3人の継投で嘉手納打線を9安打5失点に。
先発は、エース番号を付けた中野投手で6イニングを2安打と好投、
2番手・林田投手は、1回0/3投げ、5安打・自責点5とやや攻められるも、
3番手の金津投手が2イニングを2安打無失点に抑えています。
名将・馬淵監督の采配もあり、高知勢は夏通算90勝目となり、
そのうち明徳義塾が31勝あげています。
明徳義塾が準々決勝に進出するのは、第95回大会(2013年)以来となり、
この年の優勝は、群馬県代表の前橋育英でした。
明徳義塾は、準々決勝(大会12日)第2試合に鳴門と対戦します。
◇第2試合(三回戦)
・秀岳館(熊本)- いなべ総合(三重)
秀岳館
011000013 6
000100000 1
いなべ総合
秀岳館は、3人の投手を継投しいなべ総合打線を8安打1失点と封じました。
先発の田浦投手は、3回1/3投げ、1安打・失点1と先発の責任を果たし、
2番手・中井投手は、3イニング投げ、3安打無失点に、
3番手・川端投手は、2回2/3投げ、4安打無失点に抑えました。
秀岳館自慢の打線は、11安打6得点と序盤から得点を重ね、
終盤の8回、9回にも4点を追加するなど有利な試合展開でした。
秀岳館は、準々決勝(大会12日)第1試合に常総学院と対決します。
◇第3試合(三回戦)
・鳴門(徳島)- 盛岡大付(岩手)
鳴門
000500150 11
100040004 9
盛岡大付
鳴門は、4回と8回の集中打で強打の盛岡大付に打ち勝ちました!
先制したのは、盛岡大付でしたが、4回に6番・中山右翼手の2点本塁打が飛び出し、
1番・日野遊撃手のスリーベースなどで一挙に5点を奪い逆転。
1点差で迎えた8回には、日野遊撃手のソロホームランや、
4番・手束中堅手のツーベースなど長短打でさらに5点を追加しました。
盛岡大付も6点を追う9回裏に4番・塩谷中堅手がスリーランを放つなど
見事な追い上げを見せてくれました。
鳴門高校が8強に進出するのは、第95回大会(2013年)以来となります。
鳴門は、準々決勝(大会12日)第2試合に明徳義塾と対決します。
◇第4試合(三回戦)
・常総学院(茨城)- 履正社(大阪)
常総学院
230020000 7
010011001 4
履正社
注目の左腕・好投手同士の対決となった第4試合。
履正社の先発は、寺島投手ではなく、背番号の10の山口投手でした。
常総学院は、1回、2回と履正社の山口投手を攻め、
5長短打で5点を奪いました。
2回の途中から履正社は、寺島投手にスイッチしましたが、
常総学院には、勢いがありましたね。
常総学院の鈴木昭汰投手は、左打者のインコースを巧みに投げ、
打たせて取るスタイルで、13安打・失点4と完投しました。
今大会屈指の好投手・履正社の寺島投手は、7回2/3投げ4安打・7奪三振・
3失点・自責点2といった内容でした。
常総学院は、準々決勝(大会12日)第1試合に秀岳館と対決します。
【トーナメント表】
http://www.asahi.com/koshien/
スポンサーリンク
◇大会11日(8/17)の組み合わせ
・第1試合:東邦(愛知)- 聖光学院(福島)
・第2試合:花咲徳栄(埼玉)- 作新学院(栃木)
・第3試合:木更津総合(千葉)- 広島新庄(広島)
・第4試合:日南学園(宮崎)- 北海(南北海道)
優勝候補筆頭といわれた大阪の履正社が敗退してしまいました。
個人的に優勝候補にあげたのは、履正社・横浜・秀岳館の3校でしたが、
秀岳館のみ残っています…
皆さんの予想はどうですか?
どこの高校が優勝してもおかしくないですよね。
試合が残り少なくなってきた2016年の夏の甲子園ですが、
1試合1試合見守っていきたいと思います。
コメント (0)
コメントを書く