今年で第98回となる全国高校野球選手権大会!
2016年夏の甲子園の出場をかけ、各都道府県で予選が始まっていますが、
高校野球ファンの方は、甲子園に出場できなかった高校にも興味があることと思います。
そこで、この記事では、四国地方(香川県・徳島県・愛媛県・高知県)の
大会の展望や注目選手をお届けしたいと思います。
ここ四国地方では、夏全国制覇が11回もあります。
各県別では、香川県2回、徳島県1回、愛媛県6回、高知県2回となります。
それだけレベルの高い地区になるということでしょうね。
四国の高校といえば、まず真っ先に明徳義塾や今春のセンバツに21世紀枠で出場した小豆島(香川)に高松商(香川)に池田(徳島)などを思い浮かべますね。
名門校も多く、今年も熱戦が予想されます。
香川県の組み合わせと注目選手
香川県の組み合わせと注目選手をご紹介します!
【香川県大会(予選)の日程】
・香川県大会日程:7月9日(土)~7月24日(日)
・組み合わせ抽選会:7月1日(金)
昨年の参加校は、40校となっています。
香川県大会の組み合わせはこちらです♪(香川県高野連のホームページ)
⇒http://homepage3.nifty.com/kagawa-hbf/2016summer/2016summer_yagura7.13.gif
2015年の秋季香川県大会から2016年の春季香川県大会までの結果を見ていきましょう。
◇2015年秋季香川県大会
・優勝:小豆島
・準優勝:高松商
・ベスト4:英明・尽誠学園
・ベスト8:寒川・高松北・大手前高松・志度
◇第88回選抜高校野球大会
・出場校:高松商(20年ぶり26回目)
小豆島(初出場 21世紀枠)
◇2016年春季香川県大会
・優勝:大手前高松
・準優勝:志度
・ベスト4:丸亀・英明
・ベスト8:寒川・丸亀城西・高松北・尽誠学園
今春のセンバツに出場した高松商と小豆島。
高松商は、決勝戦まで駒を進め、智弁学園(奈良)に1-2と悔敗し準優勝となりました。
小豆島は、初戦・釜石(岩手)と対戦し1-2で敗退しています。
【夏の甲子園出場 過去5年】
過去5年間、香川県代表として夏の甲子園に出場した高校をまとめてみました。
・2015年 藤井学園寒川
・2014年 坂出商
・2013年 丸亀
・2012年 香川西
・2011年 英明
【昨年(2015年夏)の香川県大会の結果】
・優勝:寒川
・準優勝:丸亀城西
・ベスト4:高松商・英明
・ベスト8:高松南・三豊工・志度・香川西
昨年の夏、甲子園に6年ぶり2回目の出場を果たした寒川は、
一回戦・健大高崎(群馬)と対戦し4-10で敗退しています。
◇香川県の注目選手◇
・センバツ準V投手・制球力のいい浦大輝投手(高松商)
・守備力に広角打法が売りの美濃晃成選手(高松商)
・頭脳的なピッチングを見せる長谷川大矩投手(小豆島)
・渡辺悠投手(尽誠学園)は、ストレートとカーブが武器の左腕
徳島県の組み合わせと注目選手
徳島県の組み合わせと注目選手をご紹介します!
【徳島県大会(予選)の日程】
・徳島県大会日程:7月9日(土)~7月26日(火)
・組み合わせ抽選会:
昨年の参加校は、31校となっています。
徳島県大会の組み合わせはこちらです♪(徳島県高野連のホームページ)
⇒http://www.tk2.nmt.ne.jp/~tokushimakoyaren/98yagura3.pdf
2015年の秋季徳島県大会から2016年の春季徳島県大会までの結果を見ていきましょう。
◇2015年秋季徳島県大会
・優勝:鳴門
・準優勝:城南
・ベスト4:池田・生光学園
・ベスト8:徳島科学技術・新野・徳島商・小松島西
◇第88回選抜高校野球大会
・出場校なし
◇2016年春季徳島県大会
・優勝:鳴門
・準優勝:富岡西
・ベスト4:生光学園・城南
・ベスト8:徳島商・徳島市立・鳴門渦潮・徳島北
センバツ出場を果たせなかった分、この夏に期待が高まりますね。
【夏の甲子園出場 過去5年】
過去5年間、徳島県代表として夏の甲子園に出場した高校をまとめてみました。
・2015年 鳴門
・2014年 鳴門
・2013年 鳴門
・2012年 鳴門
・2011年 徳島商
鳴門は4年連続甲子園に出場しています。
【昨年(2015年夏)の徳島県大会の結果】
・優勝:鳴門
・準優勝:城南
・ベスト4:城東・徳島北
・ベスト8:小松島・脇町・阿波・鳴門渦潮
昨年の夏、甲子園に4年連続10回目の出場を果たした鳴門は、
一回戦・九州国際大付(福岡)に2-8で敗退しています。
◇徳島県の注目選手◇
・最速145キロの左腕・河野竜生投手(鳴門)
・最速140キロと変化球のコントロールが抜群な近藤壱来投手(鳴門渦潮)
・武岡大聖選手(生光学園)は、高校通算15本塁打の長距離打者
愛媛県の組み合わせと注目選手
愛媛県の組み合わせと注目選手をご紹介します!
【愛媛県大会(予選)の日程】
・愛媛県大会日程:7月13日(水)~7月27日(水)
・組み合わせ抽選会:6月26日(日)
昨年の参加校は、58校となっています。
愛媛県大会の組み合わせはこちらです♪(愛媛県高野連のホームページ)
⇒http://www.ehimehbb.jp/taikai/kousiki/H28/natsuehime98.pdf
2015年の秋季愛媛県大会から2016年の春季愛媛県大会までの結果を見ていきましょう。
◇2015年秋季愛媛県大会
・優勝:今治西
・準優勝:新田
・ベスト4:済美・小松
・ベスト8:川之江・丹原・帝京第五・松山商
◇第88回選抜高校野球大会
・出場校なし
◇2016年春季愛媛県大会
・優勝:川之江
・準優勝:松山聖陵
・ベスト4:済美・新田
・ベスト8:宇和島東・帝京第五・松山商・西条
ここ愛媛県からも今春のセンバツ出場は果たせませんでした。
この夏に期待ですね。
【夏の甲子園出場 過去5年】
過去5年間、愛媛県代表として夏の甲子園に出場した高校をまとめてみました。
・2015年 今治西
・2014年 小松
・2013年 済美
・2012年 今治西
・2011年 今治西
過去10年間で今治西が5回と最多出場を誇ります。
【昨年(2015年夏)の愛媛県大会の結果】
・優勝:今治西
・準優勝:小松
・ベスト4:松山東・松山北
・ベスト8:川之江・松山工・西条・今治北
昨年の夏、甲子園に3年ぶり13回目の出場を果たした今治西は、
一回戦・早稲田実業(西東京)に0-6で敗退しています。
◇愛媛県の注目選手◇
・196cmの長身から繰り出す140キロ中盤のストレートとチェンジアップが武器のアドゥワ誠(松山聖陵)
・コントロールの良さとスライダーのキレを武器にする糸川亮太投手(川之江)
・強肩強打の捕手・小山一樹捕手(済美)
高知県の組み合わせと注目選手
高知県の組み合わせと注目選手をご紹介します!
【高知県大会(予選)の日程】
・高知県大会日程:7月18日(月)~7月27日(水)
・組み合わせ抽選会:7月2日(土)
昨年の参加校は、31校となっています。
高知県大会の組み合わせはこちらです♪(高知県高野連のホームページ)
⇒https://dl.dropboxusercontent.com/u/31202218/28%E5%A4%8F%E3%81%AE%E5%A4%A7%E4%BC%9A/28%E9%81%B8%E6%89%8B%E6%A8%A9%E5%A4%A7%E4%BC%9A%E3%82%84%E3%81%90%E3%82%89.pdf
2015年の秋季高知県大会から2016年の春季高知県大会までの結果を見ていきましょう。
◇2015年秋季高知県大会
・優勝:明徳義塾
・準優勝:高知商
・ベスト4:土佐・高知工
・ベスト8:高知小津・岡豊・高知中央・高知
◇第88回選抜高校野球大会
・出場校:明徳義塾(2年ぶり16回目)
土佐(3年ぶり8回目)
◇2016年春季高知県大会
・優勝:高知
・準優勝:高知南
・ベスト4:高知工・中村
・ベスト8:高知中央・梼原・高知小津・岡豊
今春のセンバツに出場した明徳義塾と高知。
明徳義塾は、一回戦・龍谷大平安(京都)と対戦し7-1で敗退し、
土佐は、一回戦・大阪桐蔭(大阪)と対戦し0-9で敗退しています。
【夏の甲子園出場 過去5年】
過去5年間、高知県代表として夏の甲子園に出場した高校をまとめてみました。
・2015年 明徳義塾
・2014年 明徳義塾
・2013年 明徳義塾
・2012年 明徳義塾
・2011年 明徳義塾
明徳義塾は、夏の甲子園に6年連続出場しています。
【昨年(2015年夏)の高知県大会の結果】
・優勝:明徳義塾
・準優勝:高知
・ベスト4:土佐・高知西
・ベスト8:高知東・高知中央・高知商・岡豊
昨年の夏、甲子園に6年連続17回目の出場を果たした明徳義塾は、
一回戦・敦賀気比(福井)に延長10回の末3-4で敗退しています。
◇高知県の注目選手◇
・強肩強打の捕手・古賀優大選手(明徳義塾)
・谷脇瑞基投手(高知)は、力のあるボールを投げこむ大型右腕
・尾崎玄唱投手(土佐)は、制球力がよく多彩変化球を操る
・渡辺大晴投手(中村)は、内角の厳しいコースをつく制球力がありキレのいいスライダーが武器
まとめ
この記事のまとめとして、四国(香川・徳島・愛媛・高知)の注目校を挙げてみました。
高松商(香川)は、55年ぶりの快進撃をみせた今春のセンバツ準優勝に続き、89年ぶりの夏の甲子園に挑みます。
昨年、秋の県大会を準優勝し、四国大会で優勝、神宮大会でも優勝するなどといった経験が、
大きな財産となっていることでしょうね。
公立校の鳴門(徳島)は、5年連続の甲子園に挑みます。
秋・春ともに県大会を制してはいますが、四国大会や全国大会となる大舞台では、
初戦敗退を喫するなど盤石とはいえません。
しかし、ここといった勝負どこを知った選手が多く、この夏5連覇となるか注目です。
四国4県の中で、最も予想が難しいといわれるのが、ここ愛媛県です。
戦力が拮抗していることで予想が難しいとされるようですが、
秋優勝の今治西に春優勝の川之江とこの2校が中心となりそうです。
7連覇を狙う明徳義塾(高知)は、今年のチームには絶対的と呼べるエースが不在です。
春を制した高知との2強の予想がされています。
しかし、好投手を擁する中村も侮れず、この夏明徳義塾に待ったがかかるのか注目です。
3年生にとっては最後の夏です。
思いっきり野球を楽しんでください!
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