第98回全国高校野球選手権大会

2016年夏の甲子園の出場をかけ、各都道府県で予選が始まっていますが、

ここ宮城県は、7月9日に開幕しています。

そこで、この記事では、宮城県大会の展望や注目選手をお届けしたいと思います。


昨年の夏、仙台育英が悲願の優勝まであと一歩というところまでいきました。

まだ甲子園で全国制覇を成し遂げていないって信じられませんね。

この夏の宮城県大会は、やはり仙台育英が中心となって大会が進む予想をしていますが、
好投手も多く面白い夏になるのではと思います。


【宮城県大会(予選)の日程】

・宮城県大会日程:7月9日(土)~7月28日(金)

・組み合わせ抽選会:6月23日(水)

昨年の参加校は、73校となっています。

宮城県大会の組み合わせはこちらです♪(宮城県高野連のホームページ)
http://www.miyagi-kouyaren.com/2016sum/2016sum-kumi.pdf


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過去の戦績


2015年の秋季宮城県大会から2016年の春季宮城県大会までの結果を見ていきましょう。


◇2015年秋季宮城県大会

・優勝:仙台育英

・準優勝:東北

・ベスト4:東陵・吉川工

・ベスト8:仙台三・利府・石巻・宮城農


◇第88回選抜高校野球大会

・出場校なし


◇2016年春季宮城県大会

・優勝:東陵

・準優勝:東北

・ベスト4:仙台育英・柴田

・ベスト8:仙台商・冨谷・東北学院榴ヶ岡・仙台三


センバツ大会に、仙台育英は出場していなかったんですね。

秋季県大会を制した仙台育英と準優勝の東北、3位の東陵は、

秋季東北大会に出場しています。

3校とも準々決勝戦まで進みましたが、

東陵は、八戸学院光星(青森1位)に0-5と敗退、

東北は、一関学院(岩手3位)に1-3で敗退、

仙台育英は、青森山田(青森3位)に4-3で敗退しています。


【夏の甲子園出場 過去10年】

過去10年間、宮城県代表として夏の甲子園に出場した高校をまとめてみました。


・2015年 仙台育英

・2014年 利府

・2013年 仙台育英

・2012年 仙台育英

・2011年 吉川工

・2010年 仙台育英

・2009年 東北

・2008年 仙台育英

・2007年 仙台育英

・2006年 仙台育英


過去、10年間で仙台育英が7回と最多出場を誇ります。


【昨年(2015年夏)の宮城県大会の結果】

・優勝:仙台育英

・準優勝:吉川工

・ベスト4:東北学院東北学院榴ヶ岡・石巻

・ベスト8:岩ヶ﨑・仙台二・泉・仙台三


昨年の夏、甲子園に2年ぶり25回目の出場を果たした仙台育英は、
期待通りに決勝戦まで進み、決勝・東海大相模(神奈川)に6-10で敗れました。


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2016年夏 宮城県大会の展望と注目選手


まずは、やはり仙台育英から見ていきましょう。

昨年の夏、甲子園で準優勝した実力校ですが、そのほとんどが3年生でした。

1,2年でベンチ入りしていたのが、瀬戸泰地選手西巻賢二選手の2名のみ。

昨年の秋、新チームとなり、一からのスタートとなりました。

しかし、それでもやはり名門校。個々のレベルが高い選手が在籍しています。

エースの大崎柊弥投手は、腰のケガから復帰し夏に間に合い、

鈴木俊介投手は、身長193㎝と長身の右腕投手、

中島隼也投手は、140キロ超えのストレートを投じるなど、

投手陣は多彩な顔ぶれが揃います。


春優勝した東陵は、小畑拓斗選手菅原幸治選手伊藤大晟選手と強力なクリーンナップで、

攻撃力の高いチームです。


公立校の利府は、秋ベスト8入りし、2014年には甲子園を経験する実力校です。

鈴掛大地選手北條喜大選手の3番、4番が中心となり、

安定した強さを誇ります。


秋・春ともに準優勝の東北は、春夏通算40回の甲子園出場を誇る名門校です。

秋の県大会の決勝では、仙台育英に8回までリードするも、サヨナラ負けを喫しています。

それでも、手ごたえは感じたようで、この夏は、7年ぶりの甲子園出場を目指します。


この夏の注目校の一つ仙台商は、2年生でエース左腕の乙戸詠央投手を中心に安定しています。

エース以外は3年生がしめており、経験もあるチームとなっています。


そのほか

エース・相沢英希投手と強肩の倉田湧矢捕手を擁する聖和学園

昨夏の準優勝・古川工に春ベスト8入りした東北学院東北学院榴ヶ岡

公立校の柴田塩釜石巻仙台南も投打にバランスの良いチームです。


最後に、今年の宮城には左投手の人材が豊富で、

仙台商の乙戸投手・古川の鈴木優作投手・仙台三の佐々木博一投手・宮城農の川村貴将投手など

楽しみな闘いが多く観られそうです。



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まとめ


この記事のまとめとして、宮城県大会を大胆に予想してみたいと思います。


◎本命:仙台育英

○対抗:仙台商・東北

△ダークホース:東陵・利府

□注目校:仙台三・古川工


以上のようにまとめさせていただきました。

個人的な見解ですので、お気を悪くなさらないでくださいね。。


今年の宮城県は、好投手が多いことが特徴です。

それだけに、接戦となり、エラーなどが絡み勝敗を分けることもありそうですね。

メイン球場には、楽天イーグルスが本拠地とするKoboスタ宮城が使用されます。

内野も天然芝となっており、守備には慣れるまで時間がかかるかもしれません。

高校球児の皆さん、熱中症に注意して思いっきり野球を楽しんでください!
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