第98回全国高校野球選手権大会

2016年の夏甲子園の出場をかけ、各都道府県で予選が始まろうとしていますが、

ここ群馬県は、7月9日に開幕しています。

そこで、この記事では、群馬県大会の展望や注目選手をお届けしたいと思います。


群馬県では、昨年の夏の代表校・健大高崎に、今春センバツ出場校の桐生第一
秋優勝の樹徳に春優勝の前橋育英といった実力校を軸に混戦となる模様です。


【群馬県大会(予選)の日程】

・群馬県大会日程:7月9日(土)~7月27日(水)

・組み合わせ抽選会:6月17日(金)

昨年の参加校は、67校となっています。

群馬県大会の組み合わせはこちらです♪(群馬県高野連のホームページ)
http://www.gunma-hbf.com/H28natu02.pdf


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過去の戦績


2015年の秋季群馬県大会から2016年の春季群馬県大会までの結果を見ていきましょう。


◇2015年秋季群馬県大会

・優勝:樹徳

・準優勝:桐生第一

・ベスト4:前橋工・健大高崎

・ベスト8:前橋育英・桐生南・伊勢崎清明・前橋商


◇第88回選抜高校野球大会

・出場校:桐生第一(2年ぶり5回目)


◇2016年春季群馬県大会

・優勝:前橋育英

・準優勝:健大高崎

・ベスト4:前橋工・前橋

・ベスト8:伊勢崎清明・高崎経大付・樹徳・桐生市商

秋季群馬県大会で優勝した樹徳と準優勝の桐生第一は、
秋季関東大会に出場しています。

樹徳は、一回戦・花咲徳栄(埼玉2位)に2-4で敗退、

桐生第一は、準決勝戦まで駒を進め、常総学院(茨城2位)に0-4で敗れはしましたが、
センバツに出場しています。

センバツでは、一回戦・滋賀学園(滋賀)と対戦し、9-5で敗退しています。


【夏の甲子園出場 過去10年】

過去10年間、群馬県代表として夏の甲子園に出場した高校をまとめてみました。


・2015年 健大高崎

・2014年 健大高崎

・2013年 前橋育英(全国制覇)

・2012年 高崎商

・2011年 健大高崎

・2010年 前橋商

・2009年 東農大二

・2008年 桐生第一

・2007年 前橋商

・2006年 桐生第一


過去10年間で健大高崎が3回、桐生第一が2回、前橋商も2回の出場があります。

また、2013年には、前橋育英全国制覇を成し遂げています。


【昨年(2015年夏)の群馬県大会の結果】

・優勝:健大高崎

・準優勝:桐生第一

・ベスト4:前橋商・高崎商

・ベスト8:太田・伊勢崎清明・関東学園大付・樹徳


昨年の夏、甲子園に出場した健大高崎は、

一回戦・藤井学園寒川(香川)に10-4で勝利、

二回戦・創成館(長崎)に8-3で勝利、

三回戦・秋田商(秋田)に延長10回の末、3-4で敗退しています。



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2016年夏 群馬県大会の展望と注目選手


投打のバランスがいい、センバツ出場の桐生第一

絶対的エース・左腕の内池翔投手を擁し、

野手では、2年生スラッガーの鏑木風雅選手がおりセンバツの経験は大きいです。

内池投手は、140キロストレートと変化球にもキレがあり、三振を取れる投手で、

2番手にも、本格派右腕の金田海都投手が控えます。

この夏は、ノーシードからの闘いとなりますが、力のあるチームなだけに優勝候補筆頭となります。


春県大会を制した前橋育英は、勝負強いチームとなっています。

2013年の全国制覇でもみせた、「攻撃的な守備」が伝統として引き継がれているようです。

守備の要は、遊撃手の小川龍成選手で、投手陣には、3年生右腕の佐藤優人投手

2年生右腕の飯島大夢投手、2年生左腕の丸山和郁投手と揃っています。


3年連続を狙う健大高崎は、今年も伝統の「機動破壊」を見せています。

軸となるのは、昨年の夏もレギュラーとして甲子園に出た、宮本隆寛選手で、

その他にも、足のある選手が揃っています。

今年のチームは1,2年生が多く、若いチームも特徴となっているようです。


秋県大会で優勝した樹徳は、24年ぶりの甲子園出場を狙います。

強肩強打の嶋田翔捕手と2年生左腕の小寺怜弥投手を擁し、戦力が揃っています。


秋・春ともにベスト4入りした前橋工も侮れないチームです。

左腕のエース・八野田龍司投手は、粘り強い投球を披露し、試合を作っていける投手です。


また、秋・春ともにベスト8入りしている伊勢崎清明も楽しみなチームです。


そのほか、

相場孝成投手を擁する前橋

強力打線が売りの前橋商

守備力の高い高崎商

本格派右腕で140キロの快速球を投じる東宮諒投手を擁する桐生南

高崎経大付も力のあるチームです。


このように群馬県の夏も激戦となること必至です。



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まとめ


この記事のまとめとして、群馬県大会を大胆に予想してみたいと思います。


◎本命:桐生第一

○対抗:前橋育英・健大高崎

△ダークホース:樹徳・伊勢崎清明

□注目校:前橋工・前橋


以上のようにまとめさせていただきました。

個人的な見解ですので、お気を悪くなさらないでくださいね。。


2年連続で夏の甲子園に出場している健大高崎の機動力は、スゴイですね。

毎年、足の速い選手が入ってくるのでしょうか?

足がある選手って得ですよね。

しかし、そのおかげもあり、投手はクイックを習得したり、
野手の守備力も高まったりと群馬県の野球そのものがレベルアップに繋がっているように思えます。
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