第98回全国高校野球選手権大会の出場をかけた熱い闘いが始まります。

2016年夏の甲子園の出場をかけた予選、

この記事では、千葉県大会の展望をお届けします。


神奈川県や愛知県そして大阪府など参加校数が多い激戦区ですが、
ここ千葉県も昨年の参加校数が170校と激戦区となっています。


千葉県大会では、プロから熱い視線が送られる好投手がいます。


左の早川隆久投手(木更津総合)と右の島孝明投手(東海大市原望洋)です。

(東海大市原望洋は東海大望洋から校名が変更となりました。)


木更津総合は、秋季大会で優勝し、センバツでも8強入りしています。

一方の東海大市原望洋は、春季大会で優勝しています。


この2校が中心となり、この夏の千葉県大会は進みそうな予感です。


【千葉県大会(予選)の日程】

・千葉県大会日程:7月9日(土)~7月25日(月)

・組み合わせ抽選会:6月17日(金)

昨年の参加校は、170校となっています。


千葉県大会の組み合わせ(トーナメント表)はコチラです♪
http://www.chbf.or.jp/
(千葉県高野連)


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過去の戦績


2015年の秋季千葉県大会から2016年の春季千葉県大会までの結果を見ていきましょう。


◇2015年秋季千葉県大会

・優勝:木更津総合

・準優勝:千葉明徳

・ベスト4:東京学館浦安・専大松戸

・ベスト8:千葉経大付・市船橋・千葉黎明・稲毛


◇第88回選抜高校野球大会

・出場校:木更津総合(2年連続3回目)


◇2016年春季千葉県大会

・優勝:東海大市原望洋

・準優勝:千葉黎明

・ベスト4:成田・千葉経大付

・ベスト8:千葉明徳・松戸国際・東京学館浦安・木更津総合


春季大会で木更津総合は、準々決勝で優勝した東海大市原望洋と対戦し、1-6で敗退しています。

しかし、この試合には、木更津総合のエース・早川投手は登板しなかったことで、
夏を見据えて2番手投手以降の育成のため温存したともいえますね。


【夏の甲子園出場 過去10年】

過去10年間、千葉県代表として夏の甲子園に出場した高校をまとめてみました。


・2015年 専大松戸

・2014年 東海大望洋

・2013年 木更津総合

・2012年 木更津総合

・2011年 習志野

・2010年 成田

・2009年 八千代東

・2008年 木更津総合

・2007年 千葉経大付

・2006年 市船橋

過去10年間では、木更津総合が3回と最多出場を誇ります。


【昨年(2015年夏)の千葉県大会の結果】

・優勝:専大松戸

・準優勝:習志野

・ベスト4:中央学院・木更津総合

・ベスト8:千葉商大付・多古・成田・拓大紅陵


昨夏の出場校、専大松戸は、一回戦・花巻東(岩手)に2-4と敗退しています。



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2016年夏 千葉県大会の展望


木更津総合は、全国でも屈指の左腕・早川隆久投手を擁し、

今春のセンバツでは、大阪桐蔭を倒したことも大きな自信となっていることでしょうね。

ただ暑い夏を勝ち抜くには、2番手以降の投手も必ず必要となってくることで、

春季大会では、早川投手以外に経験を積ませたようです。

2番手投手には、左腕の武田大慶投手に大きな期待がかかります。

また、中学時代に投手の経験を持つ、一塁手の山下輝選手にも登板させるなど着実に準備が整ってきています。

打線では、2年生ながらプロ注目の峯村貴希選手や主将の小池航貴選手らがチームをけん引します。


東海大市原望洋のエース・右腕の島孝明投手も注目の投手です。

ケガから復帰した春季大会では、最速153キロのストレートを投じています。

打線では、4番の峯尾京吾選手を軸とし、強力なうえに小技も得意とすることで、

どこからでもチャンスを広げていけます。


春季大会で準優勝した千葉黎明も侮れないチームになっています。

2011年6月から監督に就任された荒井信久氏は、神戸製鋼(社会人)や明治大学で監督の経験を持ち、

さらに、バルセロナ五輪の日本代表コーチも務め、

また、さらには、横浜ベイスターズでスカウト部長をされた実がある方です。

その指導を受け、ぐんぐんと成長し、甲子園初出場も見える位置まできています。

エース・右腕の川口廉投手は、1年の秋から背番号「1」を背負い、

身長185cmの恵まれた体形から力強いストレートで三振を奪いくる期待の投手に成長しています。


その他、

習志野には、1年生で4番を打つ吉野海都選手
千葉英和の好投手・坂上聖投手にも注目です。

甲子園出場経験がある千葉経大付成田市船橋なども侮ることのできない高校です。



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まとめ



千葉県大会を大胆に予想してみたいと思います。


◎本命:木更津総合

○対抗:東海大市原望洋

△ダークホース:千葉黎明・成田

□注目校:千葉経大付・習志野


以上のようにまとめさせていただきました。

個人的な私見ですので、お気を悪くなさらないでくださいね。。


千葉の予選で使用する球場には、QVCマリンフィールドが使われるようですが、
この球場は、風の計算が非常に難しいことで有名ですね。

海からの風が強く、ほとんどがセンターからホーム方向に吹いているのですが、
上空とグランドでは、風の影響が全く違うそうです。

そのために、単なるセンターフライが急に伸び落球するといったことも珍しくないのだとかとか…

プロ野球選手でも厄介な風ですから、高校生にとってはなおさらですね。

くれぐれも最後の夏を、風の影響で終わったというようなことになりませんように、
選手のみなさんの健闘をお祈り申し上げます。
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