九州の熊本県八代市にある高校です。
秀岳館の開校は、1923年（大正12年）に八代町立代陽実業補習校として創立、
その後、八代商、八代第一と改称され、2001年に秀岳館となりました。
開校当初は、町立ですが今は私立高校です。
それにしても秀岳館は、強いですね～
今センバツでも秀岳館の評価は高く、旋風となる存在として注目されていました。
今大会の戦績をご紹介します。（大会10日終了時点）
一回戦：大会4日目（3/23）花咲徳栄に6－5で勝利
二回戦：大会8日目（3/27）南陽工に16－0と圧勝
準々決勝戦：大会9日目（3/28）木更津総合に2－1とサヨナラ勝ち
そして、準決勝戦は、大会10日（3/30）の第2試合、高松商との対戦になります。
この強さの理由には、監督をはじめ、メンバーの出身にあるのではと思い調べてみました。
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秀岳館・鍛冶舎監督の経歴は？
秀岳館の鍛冶舎監督の経歴をご紹介します。
秀岳館の監督は、鍛冶舎 巧（かじしゃ たくみ）さんです。
・生年月日：1951年5月2日 64歳
・出身地：岐阜県生まれ
・出身校：県岐阜商～早稲田大学
・経歴：県岐阜商では、エースで4番打者として1969年のセンバツに出場されています。
早稲田大学へと進まれた鍛冶舎氏は、1年生からベンチ入りし、5季連続打率3割以上を記録するなどし、
東京六大学リーグで9季ぶりとなる春季リーグ戦（1973年）の優勝に貢献しています。
また、大学時代には、日米大学野球選手権大会の日本代表選手にも選出され、
4番打者として活躍され、ベストナイン（外野手）を2回受賞しています。
早稲田大学を卒業後、松下電器（現・パナソニック）に入社。
新日鉄堺の補強選手としてチームの準決勝進出に貢献され、
1974年の第1回社会人野球日本選手権大会や、1975年の都市対抗野球にも出場されています。
そして、1975年に阪神タイガースより2位指名を受けますが、なんと入団を拒否！
その後も社会人野球で活躍され、現役を引退後は1987年に松下電器の監督に就任し部長も歴任されました。
さらにその後、大阪府枚方市を本拠とするの枚方ボーイズの監督に就任され日本一に12回輝いています。
このような経歴を経て、2014年に秀岳館の監督に就任されています。
そして、中九州短期大学の副学長といった肩書もお持ちです。
鍛冶舎監督は、高校野球解説者としても活躍されており、
1985年のセンバツ大会からNHKで高校野球の実況放送にも携わっておられます。
アマチュア会に対する熱意はスゴイものを感じますね。
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秀岳館野球部メンバーの出身中学は？
今センバツで、出場メンバーの出身中学等をご紹介します。
・有村 大誠投手（3年）184㎝・77㎏ /右投げ・右打ち
出身：大阪・枚方市立津田中（オール枚方ボーイズ）
・九鬼 隆平捕手（主将・3年）181㎝・78㎏/右投げ・右打ち
出身：大阪・枚方市立さだ中（オール枚方ボーイズ）
・木本 凌雅一塁手（2年）180㎝・78㎏/右投げ・右打ち
出身：京都・京都市立嵯峨中（オール枚方ボーイズ）
・堀江 航平二塁手（3年）178㎝・78㎏/右投げ・右打ち
出身：大阪・門真市立第七中（オール枚方ボーイズ）
・廣部 就平三塁手（2年）171㎝・81㎏/右投げ・右打ち
出身：京都・宇治市立北宇治中（オール枚方ボーイズ）
・松尾 大河遊撃手（3年）174㎝・70㎏/右投げ・右打ち
出身：大阪・茨木市立三島中（オール枚方ボーイズ）
・天本 昴佑左翼手（3年）182㎝・82㎏/右投げ・右打ち
出身：佐賀・鳥栖市立鳥栖西中（小郡シニア）
・原田 拓実中堅手（3年）175㎝・68㎏/右投げ左打ち
出身：佐賀・武雄市立武雄中
・木村 勇次右翼手（3年）181㎝・73㎏/右投げ・左打ち
出身：大阪・交野市立第4中（オール枚方ボーイズ）
・田浦 文丸投手（2年）170㎝・74㎏/左投げ・左打ち
出身：福岡・大野城市立平野中（糸島ボーイズ）
・吉安 雄飛内野手（2年）182㎝・100㎏/右投げ・左打ち
出身：大阪・大阪市立港南中（西淀ボーイズ）
・宮平 保汰内野手（3年）168㎝・60㎏/右投げ・右打ち
出身：沖縄・那覇市立小禄中（那覇国際ポニーズ）
12人の選手をご紹介しましたが、この中で大阪のオール枚方ボーイズの出身が8人います。
鍛冶舎監督が中学時代から指導してきた子供たちが、
ここ熊本で活躍しています。
指揮官の考え方も浸透しているチームとなっているようで、それが強さの秘密ですかね…。
秀岳館のOBには、昨年現役を引退した元ソフトバンクの松中信彦氏や、
元阪神タイガースの遠山奨志氏もおられるなどプロ野球選手も輩出してきました。
高校野球ファンの方には、今後、秀岳館には注目ですね。
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