選抜高校野球2016に出場する長田の戦力分析!

第88回選抜高校野球大会に、21世紀枠で初出場となる兵庫県立長田高等学校。


1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災において、
神戸市長田区にある長田高校も大きな被害を受けたそうです。

当時、長田高校は、避難所として約2000人もの被災者を受け入れたそうで、
県立高校ですし地元の生徒も多く被災されたことでしょうね。


県内でも屈指の進学校と知られる長田高校は、1921年(大正10年)に、
兵庫県立第三神戸中として創立され、1948年の学制改革で現校名となりました。


学校創立、95年目にして念願の甲子園初出場となりましたね。


長田高校は、過去県大会において、1950年の秋季兵庫県大会で優勝、1965年の春季兵庫県大会で準優勝しています。


また、夏の兵庫県大会の予選では、1955年のベスト4が最高となりますが、2005年から2015年までの11年間の間に、3度の8強入りがあります。


兵庫県といえば、高校数も多く私立の強豪校もある中、健闘していますね。



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長田高校のデータ


新チームとなってからの成績をみてみましょう。

まず公式戦を含む試合成績は、48試合行い30勝14敗4分となっています。

公式戦は、7試合で5勝2敗といった成績を残しています。


長田高校の新チームの特徴ですが、エース・園田涼輔投手を中心とした守りのチームです。



◇攻撃力

チーム打率は302で、公式戦7試合での打率は274となっています。

本塁打は、チーム全体で4本(公式戦では1本)となっています。


投打に活躍するエースで4番の園田涼輔投手3年(右投・右打)は、
打率320(公式戦300)で長打力もあり、勝負強い打者です。


3番の吉田仁承遊撃手2年(右投・右打)は、打率359(公式戦357)で鋭い打球を放ち、

5番の遠藤 毅中堅手2年(右投・右打)は、打率272(公式戦227)、本塁打2本(公式戦1本)と長打力が魅力な選手です。


主将を務める三宅 智二塁手3年(右投・右打)は、1番打者で打率336(公式戦208)で、得点アップのカギを握るキーマンとなっています。



◇投手力

プロ注目投手!エースの園田涼輔投手は、最速140㌔、スライダー・カーブ・フォークと変化球の制球力もよく、三振のとれる投手です。

防御率…1.77(公式戦1.27奪三振…209(公式戦66)


今井春樹投手2年(左投・左打)…防御率2.78(公式戦27.00)

遠藤 毅外野手兼投手2年(右投・右打)…防御率2.78(公式戦27.00)

前田匡暁投手3年(右投・右打)…防御率4.46


注目の投手は、園田投手だけでなく、2年生の今井投手にも大きな期待が寄せられています。


ボールのキレと鋭いスライダーを武器にしており、その潜在能力は園田投手以上とも…

センバツ~夏にかけて、楽しみな投手です。



◇監督プロフィール

永井 伸哉氏(ながい しんや)

1972年1月30日生

兵庫県生まれ

長田高から筑波大へ進まれています。

2006年から監督に就任されています。



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まとめ


プロ注目の右腕、園田涼輔投手を擁しているだけに、得点力のアップが最大の課題のようです。


進学校の長田高校なだけに、野球部員も大半が国公立大学を目指しているようで、
ここといった集中力には、自信があります。


地元、兵庫県の出場校ねだけに大声援の後押しを受け、
まずは甲子園1勝を目指しガンバってください!
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