選抜高校野球2016に出場する東邦の戦力分析!

第88回選抜高校野球大会に11年ぶり28回目の出場となる愛知県の東邦。


愛知県といえば、全国でも屈指の激戦区といえるところですが、
そこで、2015年の秋季県大会で優勝し、秋季東海大会でもいなべ総合を相手に延長10回の末、10-9と勝利し、東海王者となりました。


また、明治神宮大会では、1回戦・九州地区代表の秀岳館と対戦し4-2で勝利、2回戦、東北代表の青森山田と対戦し、4‐3で敗退しています。


東邦は過去甲子園に、春27回夏16回の出場を誇ります。

センバツ大会での優勝は、なんと4回!(1934年・1939年・1941年・1989年)

また、準優勝は2回、ベスト4は3回、ベスト8は6回と素晴らしい成績を残しています。


夏は、優勝こそありませんが、準優勝1回、ベスト4も1回、ベスト8が3回と、
まさに名門校というに相応しい活躍ぶりです。


古くから高校野球を楽しんでこられた方には、東邦といえば「バンビ」と
思い出される方も多いのではないでしょうか?


私もその一人なのですが、1977年ですから今から約40年前ですね。


もうそんなに…


77年の夏、バンビの愛称で人気のあった坂本佳一投手は、
1年生ながら力投を披露し、その夏準優勝しました。


現在、エースの藤嶋健人投手も、1年生から甲子園のマウンドを経験し、
よく坂本佳一投手と比較されるようですが、注目選手であることには間違いありません。



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東邦のデータ


新チームとなってからの成績をみてみましょう。

まず公式戦を含む試合成績は、47試合行い42勝5敗となっています。

公式戦は、17試合で16勝1敗といった成績を残しています。


東邦の新チームの特徴ですが、投打に活躍する藤嶋健人投手と、
鍛えられた守備力が魅力なチームです。



◇攻撃力

チーム打率は355で、公式戦17試合での打率は379となっています。

本塁打は、チーム全体で29本(公式戦では12本)となっています。


打線の中心は、エースで4番、さらに主将とチームの大黒柱・藤嶋健人投手3年(右投・右打)です。

藤嶋健人投手は、高校通算37本塁打、明治神宮大会では、秀岳館戦で2打席連続ホームランを放ち、しかもそのホームランは、特大2ランホームラン!


これには驚きですね!


大量得点となるには、4番・藤嶋投手の前の打者が塁に出ることが大切ですが、
1番の鈴木光稀左翼手3年(見投・右打)は、打率437(公式戦530)とミートの上手い選手です。


また、3番の松本凌弥一塁手3年(右投・左打)は、打率342(公式戦453)、本塁打4本(公式戦1本)、
5番の松山仁彦右翼手3年(左投・左打)は、打率338(公式戦420)、本塁打5本(公式戦4本)


3番・4番・5番と不動のクリーンアップは、相手投手には、恐怖の打線となっています。



◇投手力

東邦の絶対的エース・藤嶋健人投手3年(右投・右打)は、防御率1.43(公式戦1.63)

最大の武器は、最速146㌔のストレートとスライダーです。


松山仁彦外野手兼投手3年(左投・左打)…防御率0.92(公式戦0.36)

近久 輝投手3年(右投・右打))…防御率2.43(公式戦5.79)


控え投手の松山投手・近久投手ともに最速140㌔を超えるストレートを投げ込んできます。



◇監督プロフィール

森田泰弘氏(もりた やすひろ))

1959年4月4日生

愛知県生まれ

東邦高から駒大へ進学され、ホンダ技研で活躍。

2004年に監督に就任され、春1回、夏2回の甲子園に導いています。



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まとめ



この記事でも何度も紹介しましたが、主将・エース・4番の藤嶋健人投手にばかり注目されますが、
内野の守備も堅く、また外野手は強肩、俊足の選手と、層の厚いチームです。


甲子園で1勝するたびに、ますます強くなっていき、勢いに乗れば怖い存在となってくることでしょう。


もちろん、選手たちには優勝の二文字しかないことでしょうね。
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